
- 全7回
マーケター・オブ・ザ・イヤー2021
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- 第1回
- 2021.09.13
発表!マーケター・オブ・ザ・イヤー2021 コロナ禍の変革者5人 イノベーションを起こし、ヒット商品を生み出すのは企業ではない。人である――。新市場を創造した人や画期的なマーケティング戦略を推進した人を表彰する「マーケター・オブ・ザ・イヤー」。第4回となる2021年は、5つの商品・サービスを手掛けた5人を選出した。コロナ禍が続く中、革新者は消費者の心理や社会のニーズをどう読み、ビジネスチャンスに変えたのか。 -
- 第2回
- 2021.09.13
AOKI「パジャマスーツ」、逆風下で3万着売った超スピード戦略 「マーケター・オブ・ザ・イヤー2021」の1人目は、「パジャマスーツ」のマーケティングなどで中心的な役割を担った紳士服のAOKIで広報室長を務める飽田翔太氏。コロナ禍の在宅勤務などの広がりでスーツ市場に逆風が吹く中、2020年11月の発売から販売数は3万着を突破し、通常のスーツの3倍以上の売れ行きを誇る。ヒットの軌跡を追った。 -
- 第3回
- 2021.09.15
「生ジョッキ缶」誕生の真相 再び覚醒したアサヒ挑戦者のDNA 革新的マーケターを選出する「マーケター・オブ・ザ・イヤー2021」の2人目は、品切れ状態が続く「アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶」をけん引した専務兼マーケティング本部長、松山一雄氏。お客の心を動かすためには「驚き、感動、わくわく感」が必要という同氏の考えを具現化した製品といえる。 -
- 第4回
- 2021.09.15
SDGs、体験価値、性差…常識そり落とした「紙カミソリ」 「マーケター・オブ・ザ・イヤー2021」の3人目は、貝印でマーケティング本部やブランド企画部などの部長を務める鈴木曜氏。通常のカミソリと比べてプラスチックを98%削減した「紙カミソリ」のマーケティングを手掛けた。カミソリに「脱プラ」「体験価値」「ジェンダーフリー」という新しい価値を次々と注ぎ込んだ。2021年4月の試験販売では3日で完売。同年で創業113年の貝印としても、初挑戦ずくめだった。 -
- 第5回
- 2021.09.17
帝国ホテル「即日満室」の舞台裏 「住まう」へと価値を大転換 「マーケター・オブ・ザ・イヤー2021」の4人目は、「帝国ホテル サービスアパートメント」の立ち上げで中心的な役割を担った帝国ホテル企画部次長の小池崇裕氏。2021年2月に予約受け付けを開始すると、用意した4カ月分が初日に満室となった。新たな需要を開拓し、その後も高い稼働率を誇る背景には、他社の長期宿泊プランとは似て非なる綿密に考え込まれた戦略があった。 -
- 第6回
- 2021.09.17
キウイブラザーズを生んだ南アフリカの経験 60秒CMが心を打った 「マーケター・オブ・ザ・イヤー2021」の5人目はゼスプリ インターナショナル ジャパンのAPACマーケティング本部長、猪股可奈子氏。CMの「健康は好きなことを楽しみながら」というメッセージはコロナ禍の多くの消費者が共感した。成果の原点には同氏が社内に広げた「消費者目線の文化」がある。 -
- 第7回
- 2021.09.17
マーケター・オブ・ザ・イヤー大賞はアサヒビールの松山氏に決定 「マーケター・オブ・ザ・イヤー2021」の大賞は、「アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶」を成功へと導いたアサヒビールのマーケティング本部長の松山一雄氏に決定! 誰もが諦めていた「缶ビールで泡が立つ」という要望に応え、顧客を驚かせるというインサイト重視のマーケティングを実施。コモディティー化していた缶ビールに、イノベーションを起こした点を評価した。