
「マーケター・オブ・ザ・イヤー2021」の大賞は、「アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶」を成功へと導いたアサヒビールのマーケティング本部長の松山一雄氏に決定! 誰もが諦めていた「缶ビールで泡が立つ」という要望に応え、顧客を驚かせるというインサイト重視のマーケティングを実施。コモディティー化していた缶ビールに、イノベーションを起こした点を評価した。
イノベーションを起こし、ヒット商品を生み出すのは企業ではない。人である──。日経クロストレンドは2021年9月17日、新市場を創造した人や画期的なビジネスモデルを構築した人などを表彰する「マーケター・オブ・ザ・イヤー2021」の大賞を決めた。
受賞者5人(5商品・サービス)の中から、大賞として「アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶」の商品化やマーケティングを主導したアサヒビール マーケティング本部長の松山一雄氏を選出した。
【第2回】 AOKI「パジャマスーツ」、逆風下で3万着売った超スピード戦略
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【第7回】 マーケター・オブ・ザ・イヤー大賞はアサヒビールの松山氏に決定 ←今回はココ
選考条件や評価項目は、第1回を参照。各賞は以下の通り。
【大賞】
「アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶」
アサヒビール 専務取締役 兼 専務執行役員 マーケティング本部長
松山 一雄氏
【優秀賞】
「紙カミソリ」
貝印 マーケティング本部 広報宣伝部 兼 デザイン部 兼 ブランド企画部 部長
鈴木 曜氏
「帝国ホテル サービスアパートメント」
帝国ホテル 企画部 次長
小池 崇裕氏
「ゼスプリキウイフルーツ」
ゼスプリ インターナショナル ジャパン APACマーケティング本部長
猪股 可奈子氏
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