スライドをグループ分けして目次も作る
図1 パワーポイントでスライドの枚数が多くなると全体を把握しにくくなる。「セクション」機能でスライドをグループ分けし、「ズーム」機能で目次スライドを作るといったスライド管理術を覚えよう。必要なスライドを抜粋して、全社員向けと新入社員向けのスライドショーを用意するワザも紹介する

パワポのセクションの使い方とは スライド管理の上級テク

2021年10月11日
  • スライドをグループ分けして目次も作る
  • 一連のスライドをセクションに分ける
  • 図3 左側のスライド一覧で一番上のスライドをクリックし(1)、「ホーム」タブの「セクション」から「セクションの追加」を押す(2)〜(4)
  • 図4 「セクション名の変更」画面が開いたら、「セクション名」欄に「タイトル」と入力して「名前の変更」を押す(1)(2)
  • 図5 一番上のスライドにセクション名の「タイトル」が表示された。次に上から2番目のスライドをクリックし、同様に「セクションの追加」を選ぶ(1)〜(4)
  • 図6 こちらには「概要」と入力して「名前の変更」を押す(1)(2)
  • 図7 同様にして、5番目のスライドに「検査内容」、8番目に「受診の流れ」とセクション名を付ける
  • 図8 「表示」タブの「スライド一覧」を押して(1)(2)、スライドがセクション単位に分かれていることを確認。表示倍率は右下のスライダーで変更できる。確認したら、「表示」タブの「標準」を押して通常表示に戻しておく
  • セクションを丸ごと移動してみる
  • 図10 「検査内容」の全スライドが表示される。セクション名の「検査内容」を「受診の流れ」の下にドラッグしてみよう。セクションごと移動することを確認したら、「検査内容」を元の位置(「概要」の後ろ)に戻しておく。「元に戻す」ボタンを押してもよい
  • スライドマスターで文字色を一括変更
  • 図12 スライドマスター画面に切り替わったら、上から3番目のマスター「タイトルとコンテンツ」をクリック(1)「マスタータイトルの書式設定」の外枠をクリックしてボックス全体を選択し(2)、「ホーム」タブの「フォントの色」から「緑、アクセント2」を選ぶ(3)〜(5)
  • 図13 「スライドマスター」タブの「マスター表示を閉じる」を押して(1)(2)、通常表示に戻す
  • 図14 2枚目以降のスライドのタイトルの文字色がすべて緑色に変わった
  • サムネイルの目次スライドを作る
  • 図16 「サマリーズームの挿入」画面が開いたら、目次スライドに含めるスライドをチェックする。最初は各セクションの先頭スライドがチェックされているので、1番目の表紙のチェックを外せばよい(1)。2、5、8番目だけがチェックされた状態で「挿入」を押す(2)
  • 図17 「サマリーセクション」として目次スライドが挿入された。画面と違う場所に挿入された場合は、「サマリーセクション」の文字をドラッグして「タイトル」セクションの後ろに移動する
  • 図18 タイトル枠に「目次」と入力(1)。中にあるサムネイルをドラッグして、3枚横並びにする(2)。移動中に現れる赤いガイド線を目安にすると、ぴったりと揃えて配置できる
  • 図19 左側で「サマリーセクション」の文字を右クリックして「セクション名の変更」を選ぶ(1)(2)。セクション名を「目次」に変更して「名前の変更」を押す(3)(4)
  • 新入社員向けの目次スライドを作る
  • 図21 スライドが追加されたら、タイトル枠に「目次(新入社員)」と入力(1)。「挿入」タブの「ズーム」から「スライドズーム」を選ぶ(2)〜(4)
  • 図22 4、6、9、10番目のスライドをチェックして「挿入」を押す(1)(2)
  • 図23 最初は左のようにサムネイルが重なって表示される。いったんクリックして選択を解除し、それぞれのサムネイルをドラッグして下のように配置する。ドラッグ中に現れる赤いガイド線を目安にすると、上下左右をきれいに揃えられる
  • 目的別スライドショーを作る
  • 図25 開いた画面で「新規作成」をクリック
  • 図26 開いた画面の「スライドショーの名前」欄に「全社員」と入力(1)。左側の一覧で1、2、4、5、7、8、10、11番目のスライドをチェックして「追加」を押す(2)(3)。チェックしたスライドが右側の「目的別スライドショーのスライド」欄に追加されたのを確認して「OK」を押す(4)
  • 図27 「目的別スライドショー」画面に戻ったら、「全社員」が追加されたのを確認して「新規作成」を押す
  • 図28 「スライドショーの名前」欄に「新入社員」と入力(1)。左側で1、3、4、6、9、10、11番目のスライドをチェックして「追加」を押す(2)(3)。チェックしたスライドが右側に追加されたのを確認して「OK」を押す(4)
  • 図29 「目的別スライドショー」画面に戻ったら、「新入社員」が追加されたのを確認して「閉じる」を押す
  • 目的別スライドショーを実行する
  • 図31 全社員向けのスライドショーがスタートする。クリックすると次のスライドへ進む。中止は「Esc」キー。目次スライド内にあるサムネイルをクリックすると該当スライドにジャンプする
  • スライド番号を付ける
  • 図33 「ヘッダーとフッター」画面が開いたら、「スライド」タブの「スライド番号」と「タイトルスライドに表示しない」をチェックして「すべてに適用」を押す(1)〜(4)
  • 図34 2枚目以降のスライドの右下に2から始まるスライド番号が付く
  • 図35 「デザイン」タブの「スライドのサイズ」から「ユーザー設定のスライドのサイズ」を選ぶ(1)〜(3)
  • 図36 「スライドの開始番号」を「0」に変更して「OK」を押す(1)(2)
  • 図37 2枚目以降の番号が1からになった。文字の大きさはスライドマスターで変更する
  • 図38 開始番号を0にすると、ズーム機能の設定画面でサムネイルのタイトルがずれてしまうので注意する。開始番号の変更は一番最後に行うとよい