
2021年上半期に日経クロストレンドで読まれた記事を分析し、今のトレンドやマーケターの関心事を探る本特集。第2回は特集記事から公開後5日間の有料会員の訪問者数が多かったトップ20をランキング。関心を集めたのは、サブスクのビジネスモデルとクッキーの今後を取り上げた特集でした。
日経クロストレンドでは、1つのテーマを3~7本程度の記事で掘り下げる「特集」を毎週公開しています。これらの多くは有料会員限定で公開している記事ですが、その分、マーケターを中心とした日経クロストレンドの読者の関心により合わせたテーマ、内容を選んでいます。
その特集の中から、上半期、公開後5日間の有料会員の訪問者数(ユニークユーザー、UU)が多かった記事20本を選んだのが冒頭のランキングです。
【第2回】上半期の特集ランキング サブスク、クッキー、SDGsの未来に注目←今回はココ
【第3回】 有料会員が読んだ2021年上半期記事トップ20 上位にはZ世代がずらり
【第4回】 マーケターが読んだ記事ランキング ここだけ登場した2本とは?
普及した今こそサブスクを検証
最も関心を集めたのは、「サブスクビジネス、失敗からの脱却」という特集で、4本がランクインしました。
【サブスクビジネス、失敗からの脱却】
- 1位「サブスクの成否を分かつ『5つのポイント』 資生堂、ZOZOも撤退」(第1回)
- 9位「Netflixやキリンのサブスクはなぜ成功したのか カギは優越感」(第3回)
- 10位「『サブスクではもうけない』 JR東の駅ナカ自販機が逆張り戦略」(第5回)
- 17位「2年で16倍成長の家具サブスク 2週間契約ゼロで苦渋の方針転換」(第6回)
動画配信やストリーミング音楽配信といったネットサービス、ソフトウエアの分野から普及し始めたサブスクリプション(サブスク)は、今やあらゆる事業領域に広がっています。ファッションアイテムや家具、自動車のレンタル、外食や宿泊施設の利用などでも、サブスクモデルが取り入れられています。利用者にとっては、何回利用しても支払うのは一定額という気軽さ、お得感が、事業者にとっては安定収入が見込める、収益予測が立てやすいという手堅さがメリットでしょう。
その一方で、これだけ広がれば、撤退する企業やサービスも増えてきます。今こそ、サブスクというビジネスモデルを見直すとき――日経クロストレンドの読者にもそう考えている方が多いことが、ランキングにも表れました。
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