2021年8月4日発売の「日経トレンディ2021年9月号」では、「道の駅&サウナ 最強ランキング」を特集。九州エリアの「道の駅」ランキングで2位に入った「うきは」(福岡県)は、1年を通して旬のフルーツが多彩に並ぶ直売所が最大の売り。「訳アリ」コーナーには、現地ならでは格安の“お宝”もある。
※日経トレンディ2021年9月号の記事を再構成
九州の玄関口である福岡空港から、クルマで手軽に行ける道の駅が「うきは」(福岡県、九州ランキング2位)だ。フルーツの直売所を主力とし、コロナ禍にもかかわらず売り上げを前年比約107%と伸ばした。
うきは市は、「うきはテロワール」とも呼ばれ、果物の育成に最適な気候、地質、地形を持つ。農業産出額に占める果実の割合が、全国平均(9%前後)を大きく上回る34%を誇り、道の駅には季節ごとの旬な果物が次々と並ぶ。
福岡県「うきは」(九州2位)
1月のイチゴから始まり、7月には桃やブルーベリー、8月からはブドウや梨、10月からは柿を購入できる。記者が訪れたときは、桃の時期だった。直売所には桃が大量に入荷しており、地元客でにぎわっていた。
売り場で要チェックなのが、店内の奥に位置する「訳アリ品コーナー」だ。「出荷できないキズモノや不ぞろい品が格安で並ぶが、人気ですぐに売り切れることが多い」(うきは)という。
レストランの看板メニューは地元で生産している耳納豚を使った「耳納いっーとんかつ定食」。さらに、これをアレンジしたワンハンドグルメ「羽カツ」も人気だ。80~100グラム程度の豚肉を薄く延ばして、手のひらサイズに。サクサクの衣と薄さが相まってかみ切りやすく、車中でも手軽に食べられる。好評のため2021年4月からカレー味が追加になった。
【ヒットグルメ】
ブランド豚を使ったトンカツやワンハンドのカツが人気
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