2021年8月4日発売の「日経トレンディ2021年9月号」では、「道の駅&サウナ 最強ランキング」を特集。北海道の「道の駅」ランキングで2位に入ったのが、20年オープンの「かみしほろ」(北海道上士幌町)だ。フルコース料理を味わえる本格的な洋食レストランや、十勝産生乳を使ったオリジナルの土産物などが早くも人気を得て、地域の新たな観光拠点となっている。
※日経トレンディ2021年9月号の記事を再構成
夏場は熱気球が多数飛ぶ北海道バルーンフェスティバル、冬場はスキーやスノーボードが楽しめるぬかびら源泉郷スキー場があることで有名な北海道の上士幌町。そこに新たな観光の拠点としてできた道の駅が「かみしほろ」だ。
2020年オープンと歴史はまだ浅いが、北海道ランキングで2位に入った。「開業から1年たったばかりの施設は新しくきれい。今風の洗練された道の駅で、観光で寄るのに向いている」(東洋大学現代社会総合研究所の松尾隆策氏)
北海道「かみしほろ」(北海道2位)
実際に訪ねると、広大な畑地が広がる地域に都会的な建物が突如現れた印象で、内部のデザインも洗練されている。ユニークなのが、道の駅であるにもかかわらず、本格派の洋食レストラン「La Table de KAMISHIHORO」があることだ。
上士幌町や十勝の食材を使って都内のレストランで修業を積んだシェフが腕を振るい、特にランチのフルコースメニューに入る、十勝ハーブ牛のステーキは絶品。コースは最高5500円(税込み)で「北海道の道の駅グルメの中ではとびきり高い」(ライターの花岡俊吾氏)と言うが、道の駅が腹ごしらえのために立ち寄る場所ではなく、記念日の食事にも適した場所となっていることに驚いた。
【ヒットグルメ】
地元食材を使った洋食フルコース 行列ができる写真映えスイーツも
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