2021年8月4日発売の「日経トレンディ2021年9月号」では、「道の駅&サウナ 最強ランキング」を特集。フルーツ狩りにバーベキュー、プールに遊園地、温泉、パターゴルフ──それらをすべて一カ所で体験できる「道の駅」が、関西エリアで2位にランクインした「神戸フルーツ・フラワーパーク大沢」(兵庫県)だ。集客が落ち込んでいたテーマパークが、道の駅化で劇的な復活を遂げた。
※日経トレンディ2021年9月号の記事を再構成
関西エリアの「道の駅」ランキングで2位に入った「神戸フルーツ・フラワーパーク大沢」(兵庫県)は、西日本最大級のテーマパーク型道の駅だ。「遊園地に季節の花々、果物狩り体験などあらゆるアミューズメント体験ができる充実の施設が魅力」(ゼンリン「道ゆき」サービス担当の守屋之克氏)と、専門家も高く評価する。
兵庫県「神戸フルーツ・フラワーパーク大沢」(関西2位)
大きな入り口の門をくぐれば、まず目に入るのが「ファームサーカス」と名付けられた、直売所やフードコートが入る真新しいテント屋根の建物。スイートコーンをはじめ、季節の地場野菜が豊富にそろい、オリジナルの限定商品が所狭しと並ぶ。
直売所の一番人気は、「いちごの神戸チーズケーキ」だ。六甲山麓牛乳を使用したチーズケーキと、地元産イチゴのジュレを重ねて瓶詰め。見た目はジャムのようだが甘過ぎず、イチゴのフレッシュ感が程よく残る。フードコートでは「季節の農家ごはん」がお薦め。彩りが目に楽しく、旬の地場野菜の素朴なうま味でご飯が進んだ。
【ヒット商品】
チーズケーキ、イチゴミルクの素など地元産イチゴ商品を続々開発
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