2021年8月4日発売の「日経トレンディ2021年9月号」では、「道の駅&サウナ 最強ランキング」を特集。首都圏や近畿圏からも、鉄道を組み合わせれば気軽に訪れることができる北陸地方や中部地方。ここにも200以上の個性的な「道の駅」がある。道の駅に詳しい専門家や消費者へのアンケートを基にしたランキングでは、北陸エリアで「氷見」(富山県)が、中部エリアで「伊東マリンタウン」(静岡県)がトップを獲得。どちらも温泉付きの大規模施設で、レジャー気分を満喫できる。また北陸では、特色のある新駅も複数ランク入りした。

※日経トレンディ2021年9月号の記事を再構成

前回(第4回)はこちら

 北陸3県の道の駅は、新潟県41駅、石川県26駅、富山県16駅の順に多い。識者へのアンケートではブリ、カニ、白エビなど、日本海の海産物グルメが期待できる海沿いの施設が票を集めた。

 北陸エリアのトップは、識者4人が1位票を入れた「氷見」(富山県)が次点以下に大差を付けた。体験型の遊べる施設は無いが、「富山県の味覚が味わえる氷見漁港場外市場が楽しいし設備が充実」(ライターのさすライダー氏)と、飲食店と物販の充実度を評価する声が多かった。立山連峰の景色が美しく温泉も利用できるなど、多面的に楽しめる点も評価された。

 次点は、新潟県で最大級の規模を誇る「新潟ふるさと村」。1993年からある老舗で、新潟駅からクルマで約15分とアクセスも良い。県内の土産の大半がそろうという利便性の高さがありつつ、花畑や庭園などもありくつろげる。「佐渡を含めて北陸から東北や北海道を旅する人のオアシス的な存在になっている」(クルマ旅専門家の稲垣朝則氏)

 また3位「のと千里浜」(石川県)、5位「雨晴」(富山県)、7位「ながおか花火館」(新潟県)と、5年以内にできた3駅が10位以内に入った。それぞれ「クルマで走れる砂浜」「立山連峰の絶景」「花火のミュージアム」という分かりやすい特色があり、新興ながら上位に食い込んだ。

トップは「氷見」 特色ある3つの新駅もランクイン

北陸の「道の駅」ランキングトップ10

■トップ10の道の駅の場所はこちら

【1位】富山県「氷見」/246点/地図上の記号:A

 氷見漁港にほど近く、漁師町の番屋街をイメージした建物。「様々なテナントが軒を連ね、見て回るだけでも楽しい。日帰り温泉などもある」(ゼンリン「道ゆき」サービス担当の守屋之克氏)。「富山湾上に見える立山連山を望むロケーションが素晴らしい。温泉三昧」(さすライダー氏)。登録年/1999年8月、温泉/あり、宿泊/無し。

【2位】新潟県「新潟ふるさと村」/163点/地図上の記号:B

 「ミュージアムのようなアピール館と、県内のお土産が約1万点そろい県内ご当地グルメも味わえるバザール館、四季折々の花々が咲く花畑から成る県下最大級の道の駅」(「月刊にいがた」編集部)。「特に面白いのは地酒の試飲バー」(稲垣氏)。登録年/1993年4月、温泉/無し、宿泊/無し。

【3位】石川県「のと千里浜」/140点/地図上の記号:C

 能登の特産品がそろう。「源泉掛け流しの足湯、RVパーク、砂浜を走った後に無料で使えるタイヤシャワーなど施設も充実」(ライターの平賀由希子氏)。「デザインを駆使したオリジナル商品や地元愛あふれるPOPが物販で展開されている」(全国道の駅支援機構理事の金山宏樹氏)。登録年/2016年10月、温泉/無し、宿泊/無し。

【3位】石川県「能登食祭市場」/140点/地図上の記号:D

 「持ち込みもできる浜焼きコーナーがある」(守屋氏)。登録年/2009年3月、温泉/無し、宿泊/無し。

【5位】富山県「雨晴」/103点/地図上の記号:E

 「3000メートル級の立山連峰を望める」(金山氏)。登録年/2017年9月、温泉/無し、宿泊/無し。

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