2021年8月4日発売の「日経トレンディ2021年9月号」では、「道の駅&サウナ 最強ランキング」を特集。全国に1000以上ある「道の駅」の中には、そこにしかないスペシャルな体験ができる駅が少なくない。これまでに1157駅を訪れた道の駅の達人・浅井祐一氏が、そんな「超体験型」のお薦め駅をピックアップ。砂金採り、マイナス20℃の厳寒体験、塩作り、大太鼓などユニークなものばかりだ。

※日経トレンディ2021年9月号の記事を再構成

前回(第3回)はこちら

 毎年増え続ける道の駅は2021年6月時点で1193駅にも上るが、実は16年に、当時1059カ所あった道の駅を完全制覇した達人がいる。その人物が、ライターの浅井祐一氏だ。浅井氏が道の駅に興味を持ち始めたのは、道の駅が旅の目的地となっていることを知ったのがきっかけだという。「以前は単なる休憩所として認識していたが、道の駅を目的地としたバスツアーの募集を偶然ラジオで聞いて、完全制覇したいというスイッチが入った」(浅井氏)

 14年3月からキャンピングカーでの旅に乗り出し、2年3カ月かけて全国の駅を制覇。18年にも新たにできた道の駅を追跡し、現在までに1157駅を回っている。その中で浅井氏が薦めるのは、有名ではない道の駅でも「一度は味わっておきたい、スペシャルな体験ができる所」(浅井氏)だ。

全国「道の駅」 最強ランキング

 ユニークな体験をし、さらにその成果物を持ち帰れる駅でいうと、大分県「鯛生(たいお)金山」での砂金採りや、高知県「田野駅屋」の近くにある「田野町完全天日塩製塩体験施設」での塩作りがある。「火を一切使わない完全天日塩の製法は珍しく、本格的な体験ができる」(浅井氏)

 青森県「みんまや」にある青函トンネル記念館は、海面下140メートルの体験坑道で地底探検ができる。「アドベンチャー要素があり、家族連れにも向く。体験坑道まではケーブルカーで斜度14度の斜坑を下るスリルが味わえる」(浅井氏)。今後もこうした唯一無二の体験ができる道の駅が増えそうだ。

達人・浅井氏が薦める スペシャル体験の「道の駅」7選

大分県「鯛生金山」/【体験】ゴールドハンティング

 お皿を回して砂金採りができる道の駅。パンと呼ばれる、3本の溝が浮き出た砂金採り用の皿を水槽に入れて砂をすくう。水中で皿を回すと、砂だけが水槽に戻っていき、重さのある砂金は皿に残り、溝にも引っ掛かるという仕組みで簡単に採集ができる。砂金は小さなボトルに入れて持ち帰りも可能。体験料金は30分で小学生以上680円(税込み)。所在地/大分県日田市、アクセス/大分自動車道日田ICから約1時間20分。

1972年に閉山した鯛生金山の坑道見学ができる地底博物館もある
1972年に閉山した鯛生金山の坑道見学ができる地底博物館もある

高知県「田野駅屋」/【体験】田野町完全天日塩製塩体験施設

 海水を原料に太陽と風の力だけで塩を作る、日本でも珍しい完全天日塩の製法で塩作り体験ができる。体験の場合、所要時間は60~90分ほど。見学から解説、塩を採集し袋詰めにするまでの作業を行い、取った塩は持ち帰れる。ゆっくり結晶化されるぶん、まろやかな味が特徴だ。体験料金は大人400円(税込み)、小人200円(同)。所在地/高知県安芸郡田野町、アクセス/高知東部自動車道芸西西ICから約30分。

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