2021年8月4日発売の「日経トレンディ2021年9月号」では、「道の駅&サウナ 最強ランキング」を特集。サウナで最大限の安らぎを得るため、初心者が知っておくべき基礎知識をまとめた。ドライサウナとウェットサウナの違いや、「ロウリュ」「アウフグース」といったイベントの楽しみ方、サウナ室に入るための基本ルーティンのポイントを押さえているかなど。これらをサウナ選びの基準とし、自分に合ったサウナを見つけたい。

※日経トレンディ2021年9月号の記事を再構成

前回(第2回)はこちら

 サウナで最大限の安らぎや快感を得るためには、漠然と入るのではなく、いくつかのポイントを押さえたうえで入浴すべきだ。初心者が知っておくべき基礎知識をまとめた。

 サウナには複数のタイプがあり、サウナ室内の環境が大きく異なる。まず知っておきたいのが湿度の違い。湿度が低い「ドライサウナ」と、湿度が高い「ウェットサウナ」とがある。銭湯やスパ施設に設置されているのは、ドライサウナであることが多い。

 それに対し、近年増えつつあるのがウェットサウナ。様々なタイプがあるが、特にサウナブームを代表する言葉として語られるのは、「フィンランド式サウナ」だ。温度は80~90℃台が一般的で汗もたくさん出るが、湿度が高いため、ドライサウナに比べ息がしやすかったり、肌が焼けるような感覚が軽減されたりする。

【基本その1】サウナは大きく2タイプに分かれる

ドライサウナ

 日本で長く親しまれる高温・低湿度のサウナ。サウナ室内の環境は他のタイプに比べて過酷。顔をタオルで覆うなどするとつらさが軽減する。

ウェットサウナ

1)フィンランド式サウナ
 比較的高温ながら湿度が高めのサウナを主に指す。本場・フィンランドのスタイルを取り入れたもの。設備を現地から取り寄せることも。
2)ミストサウナ
 霧状のミストで室内を温めるタイプのサウナ。温度は40~60℃と低い。家庭用にも普及が進む。スチームサウナとも呼ばれる。
3)塩サウナ
 塩を体に塗って入るタイプのサウナ。サウナ室は低温・高湿度のものが多い。塩の効果で、発汗しやすくなるなどの効果が見込まれている。
4)スモークサウナ
 サウナ室に煙突が無いのが特徴。まきを燃やしてサウナストーンを熱し、煙を外に逃がしてから「余熱」を楽しむサウナで、日本では珍しい。

 なお、こうしたサウナのタイプ分類には様々な意見があり、厳密な定義は無く、上記はあくまでも一例。これをサウナ選びの基準として、自分に合ったサウナを見つけたい。

 サウナ室ではただ座っているだけでなく、イベントもある。特に、フィンランド式サウナを語るうえで欠かせないのが「ロウリュ」。ストーブの上にはサウナストーンが置かれ、これが高温に熱せられている。そこに水をかけて蒸気を発生させることで、サウナ室内の湿度が上がり、体感温度も高くなる。中にはロウリュの有無でサウナを選ぶ人がいるほど、近年のサウナブームでは欠かせないトレンドだ。

【基本その2】サウナにはイベントがある

ロウリュ

 サウナ室内にある温められたサウナストーンに水をかける行為。アロマを含んだ水をかけて香りを発生させるロウリュや、入浴者自身で行う「セルフロウリュ」ができる施設もある。

アウフグース

 「熱波師」と呼ばれるスタッフがサウナ室でタオルを振り回し、室内の熱をかくはんする行為のこと。最後に熱波師に拍手を送るなどエンターテインメント的な側面もある。

ウィスキング

 諸外国では広く取り入れられている、白樺の枝葉を束ねた「ヴィヒタ」で体をたたくなどするリラクゼーションの手法。血行促進が期待できるほか、植物の香りがして安らげる。

【基本その3】サウナ用の帽子がある

 髪や頭皮を熱や乾燥から守るためにかぶるサウナ専用の帽子が、サウナハットだ。体が温まり切る前にのぼせてしまう、といった人に向く。

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