マーケターの仕事と人生を変えた映画

マーケティング分野で活躍する仕事人12人がお薦めの映画を紹介する本企画。今回はファンベースカンパニー代表の津田匡保氏とONE・GLOCAL代表の鎌田由美子氏が厳選した。人生に効く映画には「家族」がキーワードとなる作品が挙がった。

家族の温かさや愛を感じる映画も挙がった(写真/Shutterstock)
家族の温かさや愛を感じる映画も挙がった(写真/Shutterstock)
【この記事で紹介する映画】
『夢と狂気の王国』
『息をひそめて』
『ナイト・オン・ザ・プラネット』
『SOMEWHERE』
『インビクタス 負けざる者たち』
『幸せのレシピ』
『万引き家族』
『ホテル・ルワンダ』

前回(第4回)はこちら

津田匡保氏、お薦めの4本


津田匡保氏

ファンベースカンパニー 代表取締役社長/CEO
1978年、兵庫県生まれ。2002年、ネスレ日本に入社。09年より「ネスカフェ ゴールドブレンド」などのブランドマーケティング業務全般を担当。12年にファンとの共創によるコーヒーのオフィス向け宅配サービス「ネスカフェ アンバサダー」を立ち上げ、その後も数々の新規事業立ち上げと自社ECサイトの運営を統括。19年2月ネスレ日本を退社し、5月より発足したファンベースカンパニーに創業メンバーとして参画。ファンベースの考え方や自社ソリューションを軸として、幅広い企業・ブランドの事業支援に従事。20年4月より現職
詳しいプロフィル


【仕事に効く】仕事についてじっくり考えさせられる映画

『夢と狂気の王国』
砂田麻美、2013年

 スタジオジブリの中心人物に迫ったドキュメンタリー映画。砂田監督の『エンディングノート』というデビュー作もお薦めですが、人の魅力を引き出されるのがすごく上手で、見ていてなんだか笑顔になってしまいます。

 宮崎駿監督、高畑勲監督、2人の間で奔走する鈴木敏夫プロデューサーやスタッフの人たちをやさしいタッチで見守りながら、作品制作にかける思いや創作の秘密を追っていきます。仕事に対する姿勢とかたくさんの金言とか色々と参考になるのですが、それ以上に“仕事”についてじっくり考えさせられる映画です。

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