デジタル・SNS時代こそ刺さる『ビル・カニンガム&ニューヨーク』(画像)

マーケティング分野で活躍する仕事人12人がお薦めの映画を紹介する本企画。今回は資生堂 クリエイティブ本部 エグゼクティブクリエイティブディレクターの信藤洋二氏とMOON-X共同創業者でCEO(最高経営責任者)の長谷川晋氏が厳選した。長い間続くシリーズものの映画も名を連ねた。

「どう撮るかより何を撮るかで、ビル氏の頭の中はいっぱいだったに違いない」と『ビル・カニンガム&ニューヨーク』を評する信藤氏 © The New York Times and First Thought Films.
「どう撮るかより何を撮るかで、ビル氏の頭の中はいっぱいだったに違いない」と『ビル・カニンガム&ニューヨーク』を評する信藤氏 © The New York Times and First Thought Films.
【この記事で紹介する映画】
『ビル・カニンガム&ニューヨーク』
『バーバー』
『名探偵コナンシリーズ』
『オーシャンズ11』
『ゴッドファーザーシリーズ』
『007シリーズ』

前回(第2回)はこちら

 第3回は、資生堂エグゼクティブクリエイティブディレクターの信藤洋二氏のインタビューとアンケート回答、MOON-X共同創業者でCEOの長谷川晋氏のアンケート回答を公開する。

手法ではなく「意図」を持つ大切さ

 信藤氏が「仕事に役立つ映画」として挙げたのが、『ビル・カニンガム&ニューヨーク』(2010年)だ。昔の広告に思いをはせた同作について、話を聞いた。


 「写真」と一言でいっても、クリエイターがつくる写真は、非常に大がかりで予算もかけているものです。最近の広告は、手法としてデジタルも使うので異なるかもしれませんが、資生堂の「make-up Tokyo」のポスターは、東京オリンピックが初めて開催された1964年に公開されたものです。ポスターの力、1枚の絵の力が求められていた時代でした。

 そういったものとこの作品に出てくるビル・カニンガム氏の写真を比較してみると、時代に応じて変化していく表現と可能性の違いを感じたり、考えたりするきっかけになると思います。

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