『七人の侍』と『荒野の七人』からマーケターが学べる大切なこと(画像)

数時間のフィルムの中には、さまざまなストーリーが詰め込まれている。夏休みは自分の仕事を振り返るのに最適な時間。心身のリフレッシュも兼ねて「映画」を見てみてはどうだろう。日経クロストレンドのアドバイザリーボードに、プロのマーケターとして仕事の現場やこれまでの人生で役立った映画についてアンケートをとり、12人に回答してもらった。

クー・マーケティング・カンパニー代表の音部大輔氏の人生を変えた『紅の豚』 © 1992 Studio Ghibli・NN
クー・マーケティング・カンパニー代表の音部大輔氏の人生を変えた『紅の豚』 © 1992 Studio Ghibli・NN
【この記事で紹介する映画】
『七人の侍』
『荒野の七人』
『紅の豚』
『HEAT』
『アルキメデスの大戦』
『A.I.』
『P. S. アイラブユー』
『舟を編む』

 第1回では、クー・マーケティング・カンパニー代表の音部大輔氏へのインタビューとアンケート回答、MaaS Tech Japan 代表の日高洋祐氏のアンケート回答を公開する。

何もかも異なるのに「同じもの」だと認識できるすごさ

 音部氏が「仕事に役立つ映画」として挙げたのが、『七人の侍』(1954年)と『荒野の七人』(1960年)だ。プロフェッショナルマーケター視点で見る、2つの映画について話を聞いた。


 ある国でヒットした商品やサービスと同じものを、他国で全くそのまま展開することはグローバルカンパニーではよくあることです。しかし、国が違えば文化も異なるので、このアプローチは効率が良くありませんし、そうするのであれば現地にマーケティング担当者を置く必要もないでしょう。

 『七人の侍』と『荒野の七人』は登場人物も武器も何もかも異なるのに、映画を見た人は「同じもの」だと認識できます。登場するものを変え、違うことを言っても、同じ「意味」として伝わる。そのお手本ともいえるのがこの2作だと思います。

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