Instagram(インスタグラム)は、利用者にとって「ビジュアルを通して自分の好きな世界観」とつながるSNSだ。無形商材を扱う保険会社はどう活用したのか。金融業界でInstagramのフォロワー数がトップクラスという損害保険ジャパンが、フォロワー数を2.5倍(21年7月末時点)とした4つの極意に迫る。

損保ジャパンのInstagram
損保ジャパンのInstagram

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 損害保険ジャパンでは、2018年秋から若年層、ママ世代、女性をターゲットに認知拡大を目的とし、Instagramの公式アカウントを開始した。親近感を持ってもらうため、マスコットキャラクターの「ジャパンダ」を登場させた運用だ。

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 「損害保険会社は、事故を起こしたときなど、ネガティブな場面で接点を持つ業種。熱烈なファンをつくるのは難しいと思うが、Instagramを使って接点を持ち、コミュニケーションを通じて弊社のことを好きになってほしい」と損害保険ジャパン広報部の大山麻耶氏は活用の目的を説明する。

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