ソロキャンで快適に過ごすためのグッズとして欠かせないのが、チェアとライト(ランタン)だ。チェアのトレンドは、目線が低くなることで空間が広く感じられるロースタイル。DODの「スゴイッス」のような、脚の長さを3段階で調整できる商品が人気だ。ライトは比較的安全なLEDタイプを選ぶのが無難で、用途によって3種類を使い分けるのがよい。
※日経トレンディ2021年7月号の記事を再構成
【必携グッズ チェア2選】
同じ場所で長時間を過ごすキャンプでは、チェアも必需品になる。キャンプ用のチェアは、日常生活で使う椅子に近い高さの「ハイスタイル」と、座面の高さが30センチメートルほどの「ロースタイル」がある。目線が低くなることで、空間が広く感じられるロースタイルが近年のトレンドだ。
ポールを連結した後に座面となる部分をかぶせる組み立て型と、広げるだけで使える収束型の2種類に分けられる。収束型は設置と片付けを素早く済ませられる。また、アームレストが付くタイプも多い。ただし、組み立て型に比べて収納時にかさばるので車移動する人向き。徒歩移動をする人は組み立て型が無難だ。
脚の調節で形状が変えられる 座り心地も快適な人気チェア
スゴイッス(DOD/ビーズ)
2020年末の発売前から、予約が殺到した人気商品。最大の特徴は、脚の長さを3段階で調節できること。前後の高さを変えることで、食事や仕事に向く前傾姿勢にしたり、仮眠や星空を眺めるときに便利な後傾姿勢にしたりもできる。一般的なコンパクトチェアよりも座面の幅が広いので、実際に使ってみると体が包まれる感覚があり、くつろぎやすかった。実勢価格9430円(税込み)。
アームレストを省略したことで姿勢の自由度が増したチェア
キャンバスローチェア(コールマン)
コールマンの21年新作チェア。座面高は31センチメートルで一般的なロースタイルチェアと同じ高さ。生地は熱に強い綿キャンバスなので、たき火のそばでも使える。収束型のチェアはアームレスト付きのものが多いが、本製品はあえてこれを省いたことで、椅子の上であぐらをかいたり、横向きに座ったりと姿勢を変えやすくなっている。収納時は長さこそ88センチと長めだが、縦横は14センチの棒状になる。重さは約2.1キログラム。実勢価格9980円(税込み)。
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