日経クロストレンド「未来消費カレンダー」は、将来話題となりそうな新製品、新施設、商戦・イベントなどの予定を一覧できるサービスだ。新着情報を毎週金曜日に更新している。2023年3月5日「『東京マラソン2023』開催」など19件の情報を追加した。

【2023】
1月21日 パデル競技の専用施設「パデル東京ミズマチ」が開業
Padel Asiaは、東武タウンソラマチが運営する東京ミズマチのイーストゾーンにパデル専用施設「パデル東京ミズマチ」(東京都墨田区)を開業する。パデルは45年以上前にスペインで生まれた、テニスとスカッシュを合わせたようなラケット競技。欧州、北欧、南米、中東で競技人口が増加し、世界で約2500万人の競技人口を持つ。日本の競技人口は約3万人で、発展途上にあるという。同施設の開業により、新しいワールドワイドスポーツとイースト東京の下町カルチャーが結合し、新たな交流が生まれることが期待される。

パデル競技の専用施設「パデル東京ミズマチ」が開業
パデル競技の専用施設「パデル東京ミズマチ」が開業

1月28日 キッコーマン、YouTubeライブ配信による料理講習会を開催
キッコーマンは「わが家でできるサステナブルな食と暮らし」を共通のテーマとして、YouTubeライブ配信による料理講習会を2023年1月から3月に全3回シリーズで開催する。第1回「京都の里山から学ぶ食と発酵食の魅力」を23年1月28日に、第2回「フレンチシェフにきく これからもおいしく魚を食べるために今できること」を23年2月18日に、第3回「ドイツと日本に学ぶ サステナブルな食と暮らし」を23年3月18日に行う。各回、開催日の約1カ月前から、ホームページで参加の申し込みを受け付ける。参加費は無料。

キッコーマン、YouTubeライブ配信による料理講習会を開催
キッコーマン、YouTubeライブ配信による料理講習会を開催

1月28日 臨海副都心で自動運転EVバスによるイベントが開催
WILLERとBOLDLYは、コンパクトな自動運転EV(電気自動車)バスによる「お台場シティバリューアッププロジェクト」を始動する。その一環として、東京都とDigital Innovation City協議会が主催する自動運転体験イベント「未来を乗りにおいでよ。次世代モビリティのまち体験」を臨海副都心のシンボルプロムナード公園(東京都江東区)内で開催する。自動運転による移動サービスと周辺施設を連携し、にぎわいを創出するコンテンツで都市の価値の向上を目指す。23年2月6日までの8日間。

臨海副都心で自動運転EVバスによるイベントが開催
臨海副都心で自動運転EVバスによるイベントが開催

2月10日 「ハンティング・ワールド」キャディーバッグなど8アイテム発売
キャスコはゴルフギアアイテムで販売代理店契約を結ぶ米国発のラグジュアリーアウトドアブランド「ハンティング・ワールド」から、キャディーバッグやセルフスタンドバッグ、ワンタッチの晴雨兼用傘などの8アイテムを発売する。ブランドのアイコンと幾何学模様を組み合わせたオリジナルパターン柄をバッグ類に採用した。カラーは、グリーン、ライトグレー、オレンジをそろえる。

「ハンティング・ワールド」のキャディバッグなど8アイテムが発売
「ハンティング・ワールド」のキャディバッグなど8アイテムが発売

2月13日 「ヤクルトのおいしいはっ酵果実」が機能性表示食品として発売
ヤクルト本社は、乳酸菌はっ酵果汁飲料「ヤクルトのおいしいはっ酵果実」を機能性表示食品として発売する。温州みかん果汁を同社独自の「乳酸菌LP0132(L.プランタルム YIT 0132)」で発酵させた。同乳酸菌を400億個含む(生きた乳酸菌は含まれない)。花粉やホコリ、ハウスダストなどによる鼻の不快感を軽減する機能があることが報告されているという。香料を使用せず、温州みかんの果汁本来の味に乳酸菌の発酵による清涼感を加えた、甘酸っぱく、爽やかな風味が特徴。

「ヤクルトのおいしいはっ酵果実」が機能性表示食品として発売
「ヤクルトのおいしいはっ酵果実」が機能性表示食品として発売

2月14日 「アサヒ生ビール」と 「黒生」、ブランドの認知拡大や飲用を喚起
アサヒビールはマルエフの愛称で親しまれる「アサヒ生ビール」の中瓶500ミリリットルと缶250ミリリットルを通年で、「アサヒ生ビール黒生」の缶250ミリリットルを数量限定で発売する。マルエフと黒生の缶商品はこれまで350ミリリットルと500ミリリットルを展開していた。新たに250ミリリットルの小容量を発売することで、1対1で混ぜる「ハーフ&ハーフ」や2対1で混ぜる「ワンサード」といった飲み方が手軽に楽しめるという。手に取りやすい小容量の発売を通じて、まだ両商品を飲用したことがないユーザーへの購入喚起を図る。

「アサヒ生ビール」と 「黒生」、ブランドの認知拡大や飲用を喚起
「アサヒ生ビール」と 「黒生」、ブランドの認知拡大や飲用を喚起

「東京マラソン2023」が開催

【2023】
2月16日 フルサイズミラーレス一眼カメラ「LUIMIX DC-S5M2」などが発売
パナソニックは、LUMIX初の24.2メガのフルサイズセンサー「像面位相差AF(オートフォーカス)」と新世代ヴィーナスエンジンを搭載したフルサイズミラーレス一眼カメラ LUMIX「DC-S5M2」を発売する。また、「DC-S5M2X」を23年6月下旬から発売する。779点の測距点で被写体までの距離を高速・高精度に算出し、ダイナミックに動く被写体の追従性能を向上させた。歩き撮りや望遠時のフィックス撮影に発生する手ぶれ補正を向上させた「アクティブ I.S.」を搭載した。

フルサイズミラーレス一眼カメラ「LUIMIX DC-S5M2」などが発売
フルサイズミラーレス一眼カメラ「LUIMIX DC-S5M2」などが発売

2月上旬 アシックス、ランニングシューズ「GEL-NIMBUS 25」5品目を発売
アシックスジャパンはクッション性を重視したランニングシューズのロングセラーモデル「GEL-NIMBUS(ゲルニンバス)」シリーズから、最新モデル「GEL-NIMBUS 25」5品目を順次発売する。よりソフトな接地感と優れたクッション性を実現した。アシックスオンラインストア、アシックス直営店各店(一部店舗を除く)、全国のスポーツ用品店などで扱う。同社によると、同製品は南オーストラリア州のThe Biomechanics Labによる快適性テストで最も快適性に優れたランニングシューズとランナーから評価されているという。

アシックス、ランニングシューズ「GEL-NIMBUS 25」5品目を発売
アシックス、ランニングシューズ「GEL-NIMBUS 25」5品目を発売

3月5日 「東京マラソン2023」開催
「東京マラソン2023」が開催される。マラソンコースとして、東京都庁~水道橋~上野広小路~神田~日本橋~浅草雷門~両国~門前仲町~銀座~田町~日比谷~東京駅前・行幸通り(日本陸上競技連盟公認コース、ワールドアスレティックス・AIMS認証コース)を、チャリテイーランナーやONE TOKYOプレミアムメンバー、都民ランナーなどが走り抜ける。10.7キロメートルのコースも用意する。公式イメージソングはEXILEが担う。

「東京マラソン2023」が2年ぶりに開催
「東京マラソン2023」が2年ぶりに開催

3月18日 JR東日本、「オフピーク定期券」のサービスなどを開始
JR東日本は、「オフピーク定期券」のサービスを開始する。首都圏で平日朝のピークの時間帯以外に利用できるSuica定期券を提供する。通常の通勤定期券より割安な運賃(現行より約10%値下げ)となる。また、「鉄道駅バリアフリー料金」なども設定する。東京の電車特定区間内で完結する「通常の通勤定期券」は現行から約1.4%値上げし、鉄道駅バリアフリー料金も加算する。通学定期券は、現行の運賃から変更しない。あわせて、定期収入全体として増収とならない想定のもと、通常の通勤定期運賃を改定する。

JR東日本、「オフピーク定期券」のサービスなどを開始
JR東日本、「オフピーク定期券」のサービスなどを開始

3月18日 「にっぽん城まつり2023 feat.出張!お城EXPO in 愛知」が開催
にっぽん城まつり実行委員会は、愛知県内をはじめとする、さまざまな城の魅力を紹介するお城イベント「にっぽん城まつり2023 feat(フィーチャリング).出張!お城EXPO(エキスポ) in 愛知」を開催する。全国のさまざまな城の情報や限定グッズが集まる「お城情報エリア」や展示コーナー、東海三県(愛知県、岐阜県、三重県)のグルメや地酒の販売、お城のスペシャリストによるトークショー、武将隊による演武などを予定する。23年3月19日までの2日間。

「にっぽん城まつり2023 feat.出張!お城EXPO in 愛知」が開催
「にっぽん城まつり2023 feat.出張!お城EXPO in 愛知」が開催

3月 ベネッセHD、探究型の小中学生向けオンライン講座を提供開始
ベネッセホールディングスは、小学生と中学生を対象にした「少人数×対話型」の探究的な学びのオンラインライブレッスン「みらいキャンパス」を開始する。各講座は、8人程度の少人数形式のオンラインライブレッスンを予定する。受講者は約70講座(開始時の予定)の中から自分の興味にもとづき、好きな講座を自由に選んで参加できる。レッスンでは、小中学生にとってリアルなロールモデルとなる社会の各領域で活躍中の講師と出会える。講師や他の受講者との対話型のコミュニケーションを通して多様な価値観に触れる場を提供する。

ベネッセHD、探究型の小中学生向けオンライン講座を提供開始
ベネッセHD、探究型の小中学生向けオンライン講座を提供開始

3月上旬 「ダイズラボ 大豆のお肉スライス 乾燥タイプ」などが発売
マルコメは、ダイズラボから「大豆のお肉スライス乾燥タイプ」「同 レトルトタイプ」(加食商品)と「大豆のお肉スライス」(日配商品)を発売する。新たな形状としてスライスタイプを商品化した。こま切れ肉の形状でメニューの幅が広がるという。乾燥タイプは湯戻しの時間を短縮し、より使いやすくした。たれやソースが絡みやすい表面の凹凸感や食感にもこだわった。原材料を脱脂大豆から丸大豆に変え、大豆特有の香りを約70%カットした。従来品に含まれていた小麦アレルゲンもなく、動物性原料も不使用とした。

「ダイズラボ 大豆のお肉スライス 乾燥タイプ」などが発売
「ダイズラボ 大豆のお肉スライス 乾燥タイプ」などが発売

IHG、「ホテルインディゴ東京渋谷」を開業

【2023】
4月 積水ハウスなど、複合施設「福岡大名ガーデンシティ」を開業
積水ハウス、西日本鉄道、西部ガスなど5社は、複合施設「福岡大名ガーデンシティ」(福岡市)の商業施設先行3店舗の開業を2023年4月に予定する。他の店舗は順次開業する。福岡大名ガーデンシティ内の広場は、23年1月20日からの開放を予定する。オフィス・ホテル棟は地下1階、地上25階建て。1~2階は商業施設、3~4階はカンファレンス施設が入る。5~16階はオフィスフロア。17~24階は「ザ・リッツ・カールトン ホテル」が23年春の開業を予定する。

積水ハウスなど、複合施設「福岡大名ガーデンシティ」を開業
積水ハウスなど、複合施設「福岡大名ガーデンシティ」を開業

5月10日 「未来モノづくり国際EXPO2023」が大阪で初開催
「未来モノづくり国際EXPO2023」がインテックス大阪(大阪市)で初開催される。産業の課題を解決し、未来を切り開く製品や技術を一堂に展示する。明るい未来社会をデザインする最先端の技術テーマの展示をハイブリッド(リアル・オンライン)形式で開催を予定する。出展対象は「モノづくり基盤技術」「ロボット」「水・グリーン技術」「先端テクノロジー」「防災・減災」。特別展示エリアとして、25年の大阪・関西万博に向けた社会課題解決のテーマ展示も予定する。23年5月12日までの3日間。

「未来モノづくり国際EXPO2023」が大阪で初開催
「未来モノづくり国際EXPO2023」が大阪で初開催

5月19日 「G7広島サミット」が開催
「G7広島サミット(主要7カ国首脳会議)」が広島で開催される。同サミットは、仏、米、英、独、日、伊、加の7カ国ならびに欧州理事会議長及び欧州委員会委員長が参加する国際会議として毎年開催される。自由、民主主義、人権などの基本的価値を共有するG7首脳が1つのテーブルを囲み、世界経済や地域情勢やさまざまな地球規模の課題について率直な意見交換を行う。日本での開催は23年で7回目。23年5月21日まで。

「G7広島サミット」が開催
「G7広島サミット」が開催

9月 IHG、「ホテルインディゴ東京渋谷」を開業
IHGホテルズ&リゾーツはパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスと運営受託契約を締結し、「ホテルインディゴ東京渋谷」(東京都渋谷区)を開業する。20年に開業した「ホテルインディゴ箱根強羅」(神奈川県箱根町)、22年春に開業した「ホテルインディゴ軽井沢」(長野県軽井沢町)、「ホテルインディゴ犬山有楽苑」(愛知県犬山市)に続き、国内4軒目の同ブランドのホテルとなる。渋谷区道玄坂で23年9月に開業を予定する複合施設「道玄坂通 dogenzaka-dori」の上層階に位置する。

IHG、「ホテルインディゴ東京渋谷」を開業
IHG、「ホテルインディゴ東京渋谷」を開業

11月26日 三津寺と一体化した「カンデオホテルズ大阪心斎橋」が開業
三津寺(大阪市)と東京建物及びカンデオ・ホスピタリティ・マネジメントは、“大阪ミナミ”の三津寺と一体化した「カンデオホテルズ大阪心斎橋」を開業する。2度にわたる曳家(ひきや)工事を経て、本堂とホテルを一体化した。絵写経や瞑想(めいそう)体験を組み込んだホテルプランを予定する。観光客や地域の人々とともに文化を作っていく「地域共創型ホテル」を目指す。

三津寺と一体化した「カンデオホテルズ大阪心斎橋」が開業
三津寺と一体化した「カンデオホテルズ大阪心斎橋」が開業

2023年度から 三菱商事とENEOS、SSを拠点とした配送の効率化事業を推進
三菱商事とENEOSは、ガソリンスタンド(サービスステーション、以下SS)を拠点とした配送を効率化する事業を推進する。両社は同事業において、ENEOSの全国1万2000カ所超のSSネットワークを荷物の一時保管かつ最終配送拠点として活用し、最終配送拠点から配送先までの区間であるラストワンマイルの短縮や配送の効率化を目指す。23年度から1都3県の100カ所のSSで事業化の可否を検証する大規模実証を行う。25年度までに、500から1000カ所のSSへ事業の拡大を予定する。26年度から全国展開を含めた本格的な事業化を目指す。

三菱商事とENEOS、SSを拠点とした配送の効率化事業を推進
三菱商事とENEOS、SSを拠点とした配送の効率化事業を推進
2050年までの予定は【未来消費カレンダー】で
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