日経クロストレンド「未来消費カレンダー」は、将来話題となりそうな新製品、新施設、商戦・イベントなどの予定を一覧できるサービスだ。新着情報を毎週金曜日に更新している。2022年11月14日「大創産業、創業50周年企画として『47都道府県トートバッグ』を発売」など19件の情報を追加した。
【2022】
10月6日 エプソン販売、ホームプロジェクター2機種3モデルを発売
エプソンは、Android TV OSを搭載したホームプロジェクター「EH-LS800B/W」「EH-TW6250」の2機種3モデルを発売する。EH-LS800B/Wはレーザー光源を採用し、4K相当の高画質映像とヤマハ製高音質スピーカーで没入感のある映像体験を提供する。超短焦点レンズを採用し、壁際に本体を設置するだけで大画面映像が楽しめる。明るさは4000ルーメン。EH-TW6250は、明るい部屋でも4K相当の高画質映像が楽しめる。低遅延が特徴で、ゲームなども快適に楽しめる。明るさは2800ルーメン。
10月7日 ポップアップストア「ジーユー ソーホー ニューヨーク店」が開業
ジーユーは米国初の店舗として、ポップアップストア「ジーユー ソーホー ニューヨーク店」を開業する。売り場面積は約270平方メートル(約80坪)。階層は地上1階。取扱商品はウィメンズ、メンズ、グッズを予定する。多様な文化、価値観、ライフスタイルを持つ人々が世界中から集う街、ニューヨーク・ソーホーで、地域の人々に愛され、ともに成長していける店舗を目指す。
10月7日 浦和PARCO、開業15周年を記念した「15祭イチゴサイ」を開催
浦和PARCO(さいたま市)は開業15周年を記念して、「15祭イチゴサイ」を開催する。全館セールやショップ限定アイテムを用意。また、以前からの浦和PARCOの利用客に加え、近年浦和で暮らし始めた20~30代のミレニアル世代まで、幅広く3世代が楽しめるイベントを届けるという。
10月7日 謎解きイベント「鉄道探偵と0.3カラットの分岐点」が開催
京王電鉄と東京都交通局は、大人のための謎解きイベント「鉄道探偵と0.3カラットの分岐点」を開催する。駅で配布する冊子に記載された謎を解き、京王線・井の頭線・都営地下鉄の沿線をまわって集めた手がかりを頼りに、謎を解き明かす体験型イベントとなる。京王線・井の頭線沿線を舞台とした「京王編」、都営地下鉄沿線を舞台とした「都営編」の2つのコースのどちらからでも開始できる。2つのコースをクリアすると「エクストラ編」に挑戦できる。クリア数が多いほど豪華賞品が当たる抽選に応募できる。23年2月12日まで。
10月8日 東急G、創立100周年記念「渋谷オープントップバスツアー」を運行
東急バスと東急トランセは「東急100周年ラッピング」を施したオープントップバスで、渋谷・表参道を周遊する「渋谷オープントップバスツアー」を期間限定で運行する。東急グループが22年9月2日に創立100周年を迎えたことを記念した。同ツアーは屋根のない2階建てのオープントップバスで、高い視点からの景観、開放感と爽快感、渋谷の街並みなどが楽しめる。降車後には観光案内施設「shibuya-san」(東京・渋谷)内で、1ドリンクサービスを用意する。運行日は、22年11月27日までの土休日(一部運休日あり)。
10月11日 ロッテ、「菊乃井無碍山房監修 雪見だいふく匠のみたらし」発売
ロッテは「雪見だいふく」ブランドから、「菊乃井無碍山房(むげさんぼう)監修 雪見だいふく匠のみたらし」を全国のコンビニエンスストアで先行発売する。ミシュラン三ツ星を13年連続で獲得した、京都の老舗料亭「菊乃井」の村田 吉弘氏が手掛けるカフェ「無碍山房」と初コラボレーションした。かくし味にショウガと黒蜜を使用したこだわりのみたらしソースをバニラアイスと厚めのやわらかい餅で包んだ。内容量は、94ミリリットル(47ミリリットル×2個)。同ブランドは22年で発売から41周年となる。
10月11日 崎陽軒など、「鉄道開業150年記念弁当」を店舗・数量限定発売
崎陽軒は、「JR東日本×横浜市歴史博物館×崎陽軒『鉄道開業150年記念弁当』」を店舗・数量限定で発売する。崎陽軒公式WEBサイトでの完全予約販売で扱う。かけ紙には、鉄道開業当時の横浜を走る列車の風景が描かれた錦絵(にしきえ)を採用。また、オムライス、エビグラタン、エビフライ、ミニベイクドチーズケーキなど、鉄道開業の地である横浜らしさを洋風のおかずで表現した。22年10月15日までの5日間。
「アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶大生」が発売
10月24日 ニトリ、「羽毛布団リサイクルキャンペーン」を全国564店舗で実施
ニトリは、「羽毛布団リサイクルキャンペーン」を全国564店舗で実施する。21年に15店舗で実施したキャンペーンを全国に拡大した。家庭で不要になった羽毛布団を販売元にかかわらず店頭で無料回収し、丁寧な洗浄の上、再製品化する。同社は回収から再製品化・販売にいたるまで循環させる仕組みを構築。全国規模で実施できるようになったという。協力者には、ニトリポイントをプレゼントする。22年11月27日までの5週間。
10月24日 バルイベント「VIVA!BAR!」が立川のGREEN SPRINGSで開催
東京・立川の複合施設「GREEN SPRINGS」でチケット制で食べ・飲み歩きを楽しむイベント「VIVA!BAR!(ビバ!バル!)」が開催される。各参加店舗で、1ドリンク+1フードを組み合わせた期間限定メニューが楽しめる。サントリーがタイアップした「ビアボール」も登場する。また、立川髙島屋S.C.(東京都立川市)の一部飲食店も参加する。22年10月27日まで。
10月25日 485ml缶の「アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶大生」が発売
アサヒビールは、「アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶大生(だいなま)」(缶485ミリリットル)を発売する。開栓時にきめ細かい泡が自然に発生し、飲食店のジョッキで飲む樽(たる)生ビールのような味わいが楽しめるフルオープンかつ自然発泡する缶を用いた「生ジョッキ缶」の新たなラインアップとなる。同製品は缶340ミリリットルと比較して、開栓時に泡立つ速度が2倍以上になるという。また、飲み口全体が泡で覆われるまでの時間を大幅に短縮した(開栓時8度の状況における泡の生成速度)。アルコール分は5%。
10月31日 トヨタ、ハリアーのプラグインハイブリッドシステム搭載車を発売
TOYOTAは「ハリアー」にプラグインハイブリッド搭載車(PHEV)を新たに設定し、発売する。モーターによる走行性能を高め、のびやかで上質な加速と低重心による優れた操縦安定性とした。最大1500ワット(AC100ボルト)の外部給電システムや後席シートヒーター、床下透過表示機能付パノラミックビューモニターを標準装備する。カラーは、専用外板色グレーメタリックを含む4色を用意。内装にはインストルメントパネルからドアトリムに金属メッシュ質感のダークレッドパイピングオーナメントを採用した。
10月中旬 ミズノ、防寒グッズ「テックフィルウォーマー」を発売
ミズノは、腰から足元まで防寒できる防寒グッズ「テックフィルウォーマー」を発売する。ミズノ製品の取扱店で扱う。独自に開発した、ぬれに強い保温素材「テックフィル」と吸湿発熱素材「ブレスサーモ」を採用。ブレスサーモは、人体から発生する水分の不感蒸泄(ふかんじょうせつ)を吸収して発熱する。テックフィルはポリエステル繊維内に保持できる空気量を増やし、繊維をらせん状にすることで空気の層を作り出して温かさを保つ。持ち運びに便利な収納袋付き。アウトドアやスポーツ観戦、自宅でのテレワークなどの利用に提案する。
USJ、クリスマスイベント「NO LIMIT! クリスマス」を開催
11月8日 「本麒麟」ブランド初となる期間限定品「本麒麟 香りの舞」発売
キリンビールは、「本麒麟」ブランド初となる期間限定品「本麒麟 香りの舞(期間限定)」(350ミリリットル缶、500ミリリットル缶)を発売する。本麒麟と同じように通常の1.5倍の長時間で低温熟成を実施。発酵中にホップを漬け込む「ホップアロマ製法」で、コクや飲みごたえとともに苦みをおさえ、香りを引き出した。良質な苦味のドイツ産ヘルスブルッカーホップに加えて、和かんきつのような香りが特徴の希少な日本産ホップ「IBUKI」を一部使用し、芳醇(ほうじゅん)な香りとした。“手が届く非日常感”を提案する。
11月11日 USJ、クリスマスイベント「NO LIMIT! クリスマス」を開催
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(大阪市)は、“思いっきりハジけて超興奮”できるクリスマスイベント「NO LIMIT! クリスマス」を期間限定で開催する。19年10月28日時点で、人工クリスマス・ツリーに飾られた電飾の最多数としてギネス世界記録認定されたクリスマス・ツリーが3年ぶりに復活する。また、「スーパー・ニンテンドー・ワールド」を初めて冬の装飾で彩る。期間限定フード&グッズの体験なども提供する。23年1月9日まで。
11月14日 大創産業、創業50周年企画として「47都道府県トートバッグ」を発売
大創産業は創業50周年企画として、47都道府県の魅力をデザインしたオリジナルのトートバッグを発売する。地域のトリビアをイラストにした全47種類のトートバッグを各都道府県のDAISO(ダイソー)店舗限定で扱う。サイズは、32×32センチメートル(持ち手を含まず)。素材は、全体の56%にリサイクル繊維を使用した。数量限定で、なくなり次第終了となる。「地元をもっと好きになる」をコンセプトに、全国各地域の利用客に感謝を伝える。
11月18日 JALグループ、CO2排出量が実質ゼロになるフライトを運航
JALグループは、東京(羽田)―沖縄(那覇)線で「サステナブルチャーターフライト」を運航する。従来機と比較してCO2排出量を15~25%程度削減できるエアバスA350型機を使用(同社調べ)。運航の工夫、持続可能な代替航空燃料SAF(Sustainable Aviation Fuel)の搭載とJALカーボンオフセットを活用し、CO2排出量の実質ゼロのフライトを目指す。搭乗客には、手荷物軽量化によるCO2排出量の削減、機内での紙コップリサイクルなど環境負荷を減らす取り組みへの協力を求める。
11月22日 チェコ産ホップが楽しめる「ヱビス ホップテロワール」限定発売
サッポロビールは、「ヱビス ホップテロワール」の350ミリリットル缶と20リットル樽(たる)生製品を数量限で定発売する。樽生製品は「YEBISU BAR(ヱビスバー)」「TAPS BY YEBISU(タップス バイ エビス)」の店舗限定で扱う。香り・苦味ともに最高級と称される、チェコ・ボヘミア地方「ジャテツ」産のホップを100%使用した。ホップを2回に分けて添加することで、華やかな香りと苦みと芳醇な味わいに仕上げたという。シングルホップ(単一品種)のおいしさと物語を楽しめる。
【2023】
2月 伊藤忠商事、Gate Winを通じて日本で「FOREVER 21」を展開
伊藤忠商事は、Authentic Brands Group(ABG)が保有する「FOREVER 21(フォーエバー トゥエンティーワン)」の日本における販売権及びマスターライセンス権を取得。23年2月から、アダストリアの子会社であるGate Win(ゲートウィン)を通じて展開する。アダストリアが持つECサイトでの販売開始を皮切りとし、23年春に第1号店の出店など計画的な出店やECでの拡販を予定する。同ブランドは19年に日本から完全撤退したが、20年にABGが取得し、世界の主要国で事業を拡大している。
春 「東京ソラマチ」5階フロアが開業以来初の全面刷新
東武鉄道と東武タウンソラマチは、商業施設「東京ソラマチ」(東京・墨田)の開業10周年を機にイーストヤード5階の「ジャパンエクスペリエンスゾーン」フロアを刷新する。フロアの全面刷新は開業以来初となる。イオンファンタジーが運営する屋内広場「ちきゅうのにわ」(キッズゾーン、乳児ゾーン、クレーンゲームゾーン)のほか、こども向け業態の店舗などを開業する。自然と触れあえる体験型イベントやSDGsに興味を持つきっかけとなるワークショップの開催などを予定する。