日経クロストレンド「未来消費カレンダー」は、将来話題となりそうな新製品、新施設、商戦・イベントなどの予定を一覧できるサービスだ。新着情報を毎週金曜日に更新している。2022年8月15日「エスビー食品、青春のごちそう『学校のポークカレー』などを発売」など19件の情報を追加した。

【2022】
8月15日 ハウス食品、魚と野菜で作るメニュー調味料「VegesFish」を発売
ハウス食品は、魚と野菜で作るメニュー調味料「VegesFish(ベジズフィッシュ)<完熟トマトガーリックソース>」「同 <濃厚きのこクリームソース>」の2品を発売する。スーパーなどで扱う。フライパンに切り身魚とカットした野菜を並べて同製品をかけ、フタをして8分加熱し、蒸らす。簡単な調理で魚と野菜を一緒に楽しめる。玉ねぎやにんにくなどの数種類の野菜のうまみをソースに溶け込ませることで、豊かな味わいとした。また、味噌などの和風調味料を隠し味に配合し、ご飯に合う味わいに仕上げた。

ハウス食品、魚と野菜で作るメニュー調味料「VegesFish」を発売
ハウス食品、魚と野菜で作るメニュー調味料「VegesFish」を発売
[画像のクリックで拡大表示]

8月15日 エスビー食品、青春のごちそう「学校のポークカレー」などを発売
エスビー食品は、懐かしいと感じるメニューを再現したレトルト「青春のごちそう 学校のポークカレー 中辛」「同 喫茶店のビーフカレー 中辛」「同 洋食屋のビーフハヤシ」の3品を発売する。昨今の「昭和・平成レトロ」ブームの中で、懐かしさやレトロ感に対する関心や魅力の高まりに着目した。青春時代の味わいを想起させる要素を踏まえながら、現代においても新しさやおいしさを感じる味わいに仕上げた。内容量は各180グラム。

エスビー食品、青春のごちそう「学校のポークカレー」などを発売
エスビー食品、青春のごちそう「学校のポークカレー」などを発売
[画像のクリックで拡大表示]

8月16日 アサヒ、「おいしい水」ブランドの新たな取り組みを開始
アサヒは「おいしい水」ブランドから、全国の食の生産者を応援する新シリーズ「#47Yell(タグヨンナナエール)」の展開を開始する。47都道府県で生産されている素材に着目。生産者のものづくりへの思いや品質の良さを発信し、応援するという。第1弾として「アサヒ おいしい水 天然水 #47Yell まごころ込めた国産レモングラス」を発売する。香りの良さを引き出すために熊本県南阿蘇産のレモングラスを使用。同レモングラスは農薬や化学肥料は不使用で、加工の工程での温度管理なども徹底した。

アサヒ、「おいしい水」ブランドの新たな取り組みを開始
アサヒ、「おいしい水」ブランドの新たな取り組みを開始

8月23日 イーオン、メタバースで英会話を学ぶ「AEON VR」を提供開始
イーオンは、米カリフォルニア州のImmerse Inc.(イマース)が開発したVR言語学習プラットフォーム「IMMERSE」を使用した新しいオンラインレッスン「AEON VR」を開始する。英語学習のカリキュラムを提供するイーオンと言語教育に特化したVRプラットフォームを持つイマースが相互の強みを生かし、英語を使用するシーンをリアルに体験できる学習コンテンツを提供する。Wi-Fi環境とVRデバイスがあれば、英語学習を体験できる。「AEON VR」の受講生徒同士が交流することができる「ソーシャルラウンジ」スペースも用意する。

イーオン、メタバースで英会話を学ぶ「AEON VR」を提供開始
イーオン、メタバースで英会話を学ぶ「AEON VR」を提供開始
[画像のクリックで拡大表示]

8月25日 LEXUS、「IS500 F SPORT Performance」を日本国内へ導入
LEXUSは、「IS」にV型8気筒5.0リットルエンジンを搭載した「IS500 F SPORT Performance」を日本国内で発売する。パワートレーンを強化したパフォーマンスモデルとなる。最高出力354キロワット(481PS)、最大トルク535ニュートンメートル(N・m)がもたらす伸びやかな加速や官能的なサウンドを追求したという。AVSやEPSにチューニングを施し、リヤに「パフォーマンスダンパー」を追加。ブレーキに大径ブレーキーローターを採用し、制動力を向上させた。

LEXUS、「IS500 F SPORT Performance」を日本国内へ導入
LEXUS、「IS500 F SPORT Performance」を日本国内へ導入
[画像のクリックで拡大表示]

TDL、アトラクション「ミッキーのフィルハーマジック」を初刷新

【2022】
9月1日 象印マホービン、オーブンレンジ「EVERINO」を発売
象印マホービンは、オーブンレンジ「EVERINO(エブリノ)」(ES-GT26型)を発売する。ユーザーの「温度ムラを感じる」「機能を使いこなせない」という課題に応えた。温めムラを抑える加熱方法の開発やレンジ機能からグリル機能への自動切り替えで、調理時間の短縮や調理性能を確保した。操作性や手入れのしやすさ、使いやすさも重視した。

象印マホービン、オーブンレンジ「EVERINO」を発売
象印マホービン、オーブンレンジ「EVERINO」を発売
[画像のクリックで拡大表示]

9月1日 「八重洲スマートエネルギープロジェクト」が電気と熱の供給開始
三井不動産と東京ガスが共同で設立した三井不動産TGスマートエナジーは、22年7月31日に「八重洲エネルギーセンター」を竣工。「東京ミッドタウン八重洲」と「八重洲地下街」(東京・中央)への電気と熱の安定供給を開始する。「八重洲スマートエネルギープロジェクト」として、自立分散型のエネルギー(電気・熱供給)を実施し、電源の多重化で災害時や非常時の企業の事業継続に貢献する。また、エネルギーの地産地消で省エネ、省CO2にも貢献を図る。

「八重洲スマートエネルギープロジェクト」が電気と熱の供給開始
「八重洲スマートエネルギープロジェクト」が電気と熱の供給開始
[画像のクリックで拡大表示]

9月1日 NTT東日本、「フレッツ 光クロス」の提供エリアを拡大
NTT東日本は通信速度が上り/下りで最大おおむね10Gbpsの「フレッツ 光クロス」(FTTHアクセスサービス)の提供エリアを拡大し、集合住宅への提供も開始する。提供エリアは東京23区及び東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県の各都県の一部。これに伴い月額利用料を税込み6930円から6050円に値下げし、提供機能を一部見直す。コロナ禍でのリモートワークやオンラインゲームをはじめとした大容量のデータ通信を必要とするサービスの利用が拡大していることに応えた。同サービスは、20年4月1日から東京23区の戸建て住宅向けのみに提供していた。

NTT東日本、「フレッツ 光クロス」の提供エリアを拡大
NTT東日本、「フレッツ 光クロス」の提供エリアを拡大
[画像のクリックで拡大表示]

9月13日 キリンビール、「SPRING VALLEY シルクエール<白>」を発売
キリンビールはクラフトビールブランド「SPRING VALLEY (スプリングバレー)」から、「SPRING VALLEY シルクエール<白>」の缶商品を発売する。ニュージーランド産の希少なホップ「ネルソンソーヴィンホップ」を一部使用。華やかで心地よい香りとともに、無ろ過で仕上げたにごりのある液色できめ細かなふわとろの泡、まろやかな口当たりが楽しめる。発売に先行して22年8月8日から、「Tap Marche(タップ・マルシェ)」(3リットルペットボトル)、「スプリングバレーブルワリー」直営店(15リットルたる)でも提供を開始する。

キリンビール、「SPRING VALLEY シルクエール<白>」を発売
キリンビール、「SPRING VALLEY シルクエール<白>」を発売
[画像のクリックで拡大表示]

9月15日 TDL、アトラクション「ミッキーのフィルハーマジック」を初刷新
東京ディズニーランドは、3D技術を使用したシアタータイプのアトラクション「ミッキーのフィルハーマジック」を刷新する。ディズニー&ピクサー映画「リメンバー・ミー」のシーンの追加し、投影機器を一新する。11年1月に開始してから初めての刷新となる。これまで以上になめらかで鮮明な映像に生まれ変わるという。リニューアルに伴う工事のため、同アトラクションは22年7月4日から休止している。

TDL、アトラクション「ミッキーのフィルハーマジック」を初刷新
TDL、アトラクション「ミッキーのフィルハーマジック」を初刷新
[画像のクリックで拡大表示]

9月21日 資生堂、「エリクシール」から化粧水と乳液など全15品を発売
資生堂はエイジングケアブランド「エリクシール」から、化粧水、乳液ほか(全15品)を発売する。独自の研究に基づいた厳選成分「M-バウンサーCP」を新たに配合。ふっくら満ちるハリを与える。また、「ディープモイストインCP」を配合。うるおいが肌すみずみまで深く浸透するという。同じ効果・保湿力で、季節や好みで選べる、「さっぱり」「しっとり」「とてもしっとり」の3タイプの感触・使用感を展開する。

資生堂、「エリクシール」から化粧水と乳液など全15品を発売
資生堂、「エリクシール」から化粧水と乳液など全15品を発売
[画像のクリックで拡大表示]

9月23日 サントリー、「ぶどう畑のグルメフェスティバル」を開催
サントリーは、「ぶどう畑のグルメフェスティバル」をサントリー登美の丘ワイナリー(山梨県甲斐市)で期間限定開催する。日本ワインの魅力を伝えるために、“ぶどう畑を起点としたユーザー接点の強化”を掲げる。同施設ならではのワインづくりへの理解や大自然の中で丁寧に育まれた日本ワインをおいしい食事とともに楽しむ場を提供する。開催は22年9月25日までの3日間。22年9月に、日本ワインの新ブランド「SUNTORY FROM FARM」の立ち上げや同施設の刷新を予定する。

サントリー、「ぶどう畑のグルメフェスティバル」を開催
サントリー、「ぶどう畑のグルメフェスティバル」を開催
[画像のクリックで拡大表示]

2024年度内 大型複合ビル「新福岡ビル(仮称)」が竣工

【2022】
10月1日 花王、濃密セラム化粧液「DEW アフターグロウドロップ」を発売
花王はカネボウ化粧品の「DEW(デュウ)」から、濃密セラム化粧液「DEW アフターグロウドロップ」(1品目2品種)を発売する。同社がヒアルロン酸研究を通じて開発した、浸透感とうるおいを両立した保水膜形成技術を初めて応用した。濃密なとろみ液が肌表面に広がり、ヒアルロン酸 Na(保湿)を含む保水膜「ヒアロ保水膜」に変化する。厚みのあるしなやかな保水膜が肌に均一に密着し、長時間うるおいを与え続けるという。

花王、濃密セラム化粧液「DEW アフターグロウドロップ」を発売
花王、濃密セラム化粧液「DEW アフターグロウドロップ」を発売
[画像のクリックで拡大表示]

10月 モスバーガー、「ライスレジン」を原料としたカトラリーを導入
モスフードサービスは、国産の非食用米を25%配合したバイオマスプラスチック「ライスレジン」を原料としたカトラリー(テークアウト用のスプーン、フォーク)の使用をモスバーガー全店舗で順次導入する。22年8月1日から首都圏、関西圏の25店舗で先行導入した。さまざまな素材を使用したカトラリーの実験を行い、同素材が最適と判断した。年間約15トン程度のプラスチック使用の削減が可能になると試算する。世界的な問題であるプラスチックごみの廃棄による海洋汚染への取り組みを推進する。

モスバーガー、「ライスレジン」を原料としたカトラリーを導入
モスバーガー、「ライスレジン」を原料としたカトラリーを導入
[画像のクリックで拡大表示]

10月 ホンダ、運転性向連動型テレマティクス保険の取り扱いを開始
Hondaは、運転性向連動型テレマティクス保険「Hondaコネクト保険」の取り扱いを開始する。全国のHonda Cars(ホンダカーズ)で扱う。新世代コネクテッド技術を搭載した車載通信モジュール「Honda CONNECT(ホンダコネクト)」の搭載車が対象。テレマティクス技術で取得した走行データに基づく運転性向を毎月スコア化し、翌年の保険料を割り引く。また、運転スコアとアドバイスを毎月契約者にリポートとして配信し、安全意識の向上に貢献する。同保険は損害保険ジャパン、東京海上日動、三井住友海上とHondaが共同開発した。

ホンダ、運転性向連動型テレマティクス保険の取り扱いを開始
ホンダ、運転性向連動型テレマティクス保険の取り扱いを開始
[画像のクリックで拡大表示]

11月18日 日本ミシュランタイヤ、「ミシュランガイド東京2023」などを発売
日本ミシュランタイヤはグルメ本「ミシュランガイド東京2023」を22年11月18日に、「ミシュランガイド京都・大阪2023」を10月7日に発売する。23年版からは書籍に英語を追加し、世界のミシュランガイドファンへ日本の情報を展開する。書籍の発売に先行して「ミシュランガイド東京2023」のセレクションを22年11月15日に、「ミシュランガイド京都・大阪2023」のセレクションを22年10月4日に、掲載店発表会で発表の上、同日にオンラインで一般公開する。

日本ミシュランタイヤ、「ミシュランガイド東京2023」などを発売
日本ミシュランタイヤ、「ミシュランガイド東京2023」などを発売
[画像のクリックで拡大表示]

【2023】
8月下旬 インターナショナルスクール「(仮称)Rugby School Japan」が開校
三井不動産は、千葉大学柏の葉キャンパス内へのインターナショナルスクール「(仮称)Rugby School Japan」(千葉県柏市)の開校を予定する。同社は、Rugby School International Limited(RSIL)、Rugby School Japan設立準備財団、千葉大学、CEAMSと開校を推進する。首都圏初の英国名門パブリックスクールの進出としては首都圏初、英国のラグビー校の海外進出としては2例目。国際規格のラグビー場や木造建築の食堂を新設し、緑あふれる“ガーデンキャンパス”など、英国と同様の教育環境を提供する。生徒の募集は22年9月から開始予定。

インターナショナルスクール「(仮称)Rugby School Japan」が開校
インターナショナルスクール「(仮称)Rugby School Japan」が開校
[画像のクリックで拡大表示]

【2024】
2024年度内 大型複合ビル「新福岡ビル(仮称)」が竣工
西日本鉄道が「福ビル街区建替プロジェクト」として開発する大型複合ビル「新福岡ビル(仮称)」(福岡市)が竣工する。敷地面積は約8600平方メートル。延べ床面積は約14万7000平方メートル。建物の高さは約97メートル。地上19階、塔屋(とうや)1階、地下4階。商業、オフィス、ホテル、カンファレンスなどの用途を予定する。22年4月に「DBJ Green Building認証」で九州初となる最高位ランクの5つ星を取得。同認証は、環境・社会への配慮がなされた不動産とその不動産を所有・運営する事業者を支援する取り組み。

大型複合ビル「新福岡ビル(仮称)」が竣工
大型複合ビル「新福岡ビル(仮称)」が竣工
[画像のクリックで拡大表示]

【2040】
2040年 コーセー、2040年までにCO2排出量実質ゼロを目指す
コーセーは、2040年までにCO2排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラルを目指す。達成に向けて、30年までのCO2排出量削減目標を改定。世界全体の平均気温の上昇を産業革命以前に比べて1.5度に抑えるための科学的な根拠に基づき設定された「SBT1.5度」目標に準じた設定に上方改定する。再生可能エネルギーの使用促進をはじめ、今後は新規電力やエネルギーなどの採用も検討する。また、ステークホルダーと連携してCO2排出量削減につながる取り組みを推進する。

コーセー、2040年までにCO2排出量実質ゼロを目指す
コーセー、2040年までにCO2排出量実質ゼロを目指す
[画像のクリックで拡大表示]
2050年までの予定は【未来消費カレンダー】で