日経クロストレンド「未来消費カレンダー」は、将来話題となりそうな新製品、新施設、商戦・イベントなどの予定を一覧できるサービスだ。新着情報を毎週金曜日に更新している。2025年3月「東大と日清食品HD、大型化した『食べられる培養肉』を作製へ」など23件の情報を追加した。

【2022】
4月15日 「DESCENTE マークイズみなとみらい」が開業
デサントジャパンは、「デサント」ブランドの直営新店舗「DESCENTE マークイズみなとみらい」をMARK IS みなとみらい(横浜市)に開業する。新発売する「ウィメンズ ワークアウト コレクション」ほか、ウイメンズとメンズのゴルフラインなどを展開する。また、@aroma(アットアロマ)とコラボレーションし、天然100%のアロマの香りを素材に練り込んだ「RELAX WEAR(吉野檜の香り)」「ACTIVE WEAR(柑橘の香り)」などフレグランス素材のウエアも展開する。店舗面積は約23坪。

「DESCENTE マークイズみなとみらい」が開業
「DESCENTE マークイズみなとみらい」が開業

4月15日 シェラトン都ホテル東京、サービスオフィス事業を開始
都ホテルズ&リゾーツは「シェラトン都ホテル東京」(東京・港)の一部客室を改修し、快適なオフィスとして利用できるサービスオフィス事業「グランオフィス 白金」を開始する。2階11室を順次販売する。契約形態は、定期建物賃貸借契約となる。専有部のほかに契約者専用の共有ラウンジとミーティングルームを同フロアに併設。フロントやコンシェルジュのサービスをはじめ、プールやフィットネス、駐車場の利用、宿泊やレストラン、ルームサービスの優待など、ホテルならではのサービスを提供する。

シェラトン都ホテル東京、「サービスオフィス事業」を開始
シェラトン都ホテル東京、「サービスオフィス事業」を開始

4月18日 60分間のフライトシミュレーター体験付き宿泊プランが発売
ホテルJALシティ羽田 東京は、フライトシミュレーター体験付きの宿泊プラン「【記念日×LUXURY FLIGHT】~バーチャルリアリティー体験で思い出に残る旅を~」を販売する。2020年に刷新したデラックスツインルームへの宿泊や同プラン利用者限定でカクテル&デザートプレートを用意。ホテルのチェックアウト後に、フライトシミュレーターの体験施設を運営する「LUXURY FLIGHT」において、羽田空港内で60分間のフライト体験ができる。飛行先は、都内周遊コースやハワイ周遊コースなど国内外から選択できる。

60分間のフライトシミュレーター体験付き宿泊プランが発売
60分間のフライトシミュレーター体験付き宿泊プランが発売

4月19日 不二家、「ルック」から黄色のハート形バナナチョコレートを発売
不二家は発売60周年を迎えたロングセラーブランド「ルック」から、黄色のハート形バナナチョコレート「ハートの感謝ルック(しあわせの黄色いバナナ)」を発売する。エクアドル産のバナナフレークを使用し、バナナの甘さや味わいを楽しめる。表示内容量は35グラム。

不二家、「ルック」から黄色のハート型バナナチョコレートを発売
不二家、「ルック」から黄色のハート型バナナチョコレートを発売

4月19日 サントリー、「GREEN DA・KA・RA」「同 やさしい麦茶」刷新
サントリー食品インターナショナルは、22年にブランド誕生10周年を迎える「GREEN DA・KA・RA」及び「同 やさしい麦茶」を刷新する。GREEN DA・KA・RAは新たに体に近い浸透圧設計と果実オイルを使った微白濁設計とし、発汗時などの水分補給時の飲み心地を高めた。やさしい麦茶は、進化したサントリー独自の焙煎技術を用いて、豊かな香ばしさを引き出した。また、新開発した水出しエキスを加え、すっきり飲める味わいとした。そのほか、650ミリリットルペットボトルを680ミリリットルに増量した。

サントリー、「GREEN DA・KA・RA」と「同 やさしい麦茶」を刷新
サントリー、「GREEN DA・KA・RA」と「同 やさしい麦茶」を刷新

4月21日 大王製紙、芯に消臭技術を採用したトイレットペーパーを発売
大王製紙は、トイレットペーパーの芯に特許取得の消臭技術を採用した「エリエール 消臭+(プラス) トイレットティシュー」を刷新して発売する。壁や床に付着した尿臭の発生を抑える防臭機能を新たに追加した。トイレ空間に発生した嫌な臭いを消すだけでなく、臭いが発生する前に防ぐという新しい価値を提案する。

大王製紙、芯に消臭技術を採用したトイレットペーパーを発売
大王製紙、芯に消臭技術を採用したトイレットペーパーを発売

4月21日 資生堂、150周年記念「d プログラム」洗顔料を25%増量して発売
資生堂は創業150周年を記念し、洗顔料「d プログラム エッセンスイン クレンジングフォーム(医薬部外品)」の25%増量サイズ(全1品)を限定発売する。クッション泡でやさしく落とし、肌荒れまで防ぐという。ドラッグストア、GMS、化粧品専門店など約6000店のほか、資生堂の総合美容サイト「ワタシプラス」で扱う。容量は150グラム。

資生堂、150周年記念「d プログラム」洗顔料を25%増量して発売
資生堂、150周年記念「d プログラム」洗顔料を25%増量して発売

4月22日 「ジーユー 新宿フラッグス店」が開業
ジーユーは、「ジーユー 新宿フラッグス店」(東京・新宿)を開業する。ウイメンズはフルラインストア(超大型店)の商品をラインアップ、メンズは大型店ラインアップを取りそろえる。新宿フラッグス店の開業を記念した限定アイテムも用意する。店内には、「おしゃリスタ(コーディネートのアドバイザー)」を配置する。おしゃリスタによる動画配信サービス「GU Live Station(ジーユーライブステーション)」を定期的に実施し、同店内からのライブ配信も行う。売り場面積は約360坪。

「ジーユー 新宿フラッグス店」が開業
「ジーユー 新宿フラッグス店」が開業

東京メトロ、土日祝日が実質乗り放題になるサービスを試験的に実施

【2022】
4月25日 新ラベルレスボトルの「コカ・コーラ」がオンライン限定発売
コカ・コーラシステムは、「コカ・コーラ」「コカ・コーラ ゼロシュガー」100%リサイクルPETボトル350ミリリットルを新ラベルレスボトルでオンライン限定発売する。1本あたり約60%のCO2排出量を削減。従来の同サイズのラベルレスPETボトルと比較して2グラムの軽量化した。「コカ・コーラ」のスペンサーロゴをデボス加工とすることで、ブランドの訴求とプラスチック使用量の削減を両立した。22年4月25日からAmazon.co.jpで先行販売する。

新ラベルレスボトルの「コカ・コーラ」などがオンライン限定発売
新ラベルレスボトルの「コカ・コーラ」などがオンライン限定発売

4月29日 千葉県鋸南町にサウナリゾート「ゆうみ Sauna Cafe」が開業
紀伊乃国屋グループが運営するビーチサイド温泉リゾート「ゆうみ」(千葉県鋸南町)は、海とのつながりをテーマにしたサウナリゾート「ゆうみ Sauna Cafe」を開業する。同施設は、全5室の独立した完全予約制の高級サウナ棟と22年夏に開業予定のエストニア製バレルサウナを備えた7つのビーチサウナで構成する。爽快感があふれるパノラマビューのオープンカフェも同時に開業する。

千葉県鋸南町にサウナリゾート「ゆうみ Sauna Cafe」が開業
千葉県鋸南町にサウナリゾート「ゆうみ Sauna Cafe」が開業

5月3日 小田急、特急ロマンスカー・VSE2編成の乗り継ぎを楽しむ限定企画
小田急電鉄は、限定企画「史上初!VSE夢の2編成で追いかけっこリレー! 特別行路を走るミステリーツアー」を22年5月3日、4日、7日に実施する。特急ロマンスカー・VSE(50000形)2編成が、走行位置を前後に入れ替えながら特別行路を走行。貴重な乗り継ぎ体験を楽しめる。体験を半日程度にまとめた「ライト行路編成」とツアーの最後にVSE2編成の特別撮影タイムを用意する「がっつり行路編成」の2コースを用意する。いずれのツアーも、ツアーオリジナル記念乗車証(D型硬券形)などのオリジナルグッズを入手できる。

小田急、特急ロマンスカー・VSE2編成の乗り継ぎを楽しむ限定企画
小田急、特急ロマンスカー・VSE2編成の乗り継ぎを楽しむ限定企画

5月 東京メトロ、土日祝日が実質乗り放題になるサービスを試験的実施
東京地下鉄(東京メトロ)はメトロポイントクラブ(以下、メトポ)に登録しているユーザーを対象に、税込み月額2000円の登録料を事前に支払うことで、土日祝日が実質乗り放題になる新サービス「休日メトロ放題」を試験的に実施する。22年4月30日までに「休日メトロ放題」特設サイトで登録料を支払い、22年5月の土日祝日にPASMOで東京メトロ線を利用すると東京メトロ線の利用分が22年7月に全額ポイント還元される。これにより、5月の土日祝日は東京メトロ線が税込み2000円で実質乗り放題となるという。

東京メトロ、土日祝日が実質乗り放題になるサービスを試験的実施
東京メトロ、土日祝日が実質乗り放題になるサービスを試験的実施

春 三井不動産、関西を加えた三大都市圏でグリーン電力化を展開
三井不動産は首都圏と中部圏で展開する三井不動産の「グリーン電力化」に関西圏を加え、22年春から三大都市圏で展開する。関西圏では関西電力から電力供給を受け、三井不動産が保有・転貸する主要施設の共用部や要望のあるテナントなどに対して、使用電力に非FIT水力発電の環境価値が付いたグリーン電力提供サービスを提供する。今後は対象施設を国内約180施設へ拡大し、30年度までの国内保有全施設グリーン電力化に向けて展開を加速する。

三井不動産、「グリーン電力化」を関西を加えた三大都市圏へ展開
三井不動産、「グリーン電力化」を関西を加えた三大都市圏へ展開

7月29日 「FUJI ROCK FESTIVAL’22」が開催
「FUJI ROCK FESTIVAL(フジロック・フェスティバル)’22」が新潟県湯沢町苗場スキー場で開催される。新型コロナウイルスの感染状況に応じた感染防止対策を実施する。「音楽と自然、そしてコロナとの共生」をテーマに、創意工夫を図って安心・安全で快適に過ごせる環境を整えるという。期間は22年7月31日までの3日間。

「FUJI ROCK FESTIVAL’22」が開催
「FUJI ROCK FESTIVAL’22」が開催

8月 Synamon、NFT活用も可能なメタバース総合プラットフォームを提供
Synamon(シナモン)は、NFT(非代替性トークン)活用を含む幅広い利用事例に対応可能なメタバース総合プラットフォームを22年4月に発表。22年8月から正式提供を予定する。先行してベータ版テストに参画する企業などを募集する。スマートフォンを含むマルチデバイスに対応し、人数規模や用途に応じて柔軟に使い分けができるバーチャル空間を提供することで、メタバースを活用した企業のプロモーション活動を支援する。

Synamon、NFT活用も可能なメタバース総合プラットフォームを提供
Synamon、NFT活用も可能なメタバース総合プラットフォームを提供

夏 カゴメとNEC、野菜嫌い克服を目指す「AI(愛)のプリン」を販売
カゴメとNECはカゴメの調査結果とNECのAI(人工知能)を活用した、子どもの野菜嫌いの克服を目指す「AI(愛)のプリン」を販売する。「プルシック」(岐阜市)などの店舗のほか、同店のオンラインストアで扱う。NECが収集した50万種類以上の料理のレシピと食材の組み合わせをAIが学習。カゴメの調査結果を参考に選定した子どもが苦手な21種類の野菜に対して、AIが導き出した相性の良い食材を選定してレシピを作る。食材の組み合わせは一般投票を行い、その結果を参考に100通りの組み合わせの中から6件を採用する。

カゴメとNEC、野菜嫌い克服を目指す「AI(愛)のプリン」を販売
カゴメとNEC、野菜嫌い克服を目指す「AI(愛)のプリン」を販売

2025年3月 東大と日清食品HD、大型化した「食べられる培養肉」を作製へ

【2022】
9月 富士通、40量子ビットのシミュレータの開発と成功を目指す
富士通はスーパーコンピュータ「富岳」のテクノロジーを活用して、36量子ビットの世界最速量子シミュレータの開発の成功を22年3月30日に発表。今後は22年9月までに40量子ビットのシミュレータを開発し、金融や創薬をはじめとするさまざまな分野のユーザーと共同で量子アプリケーションの研究開発を進める。量子コンピュータの実用化を見据えた取り組みを行う。

富士通、40量子ビットのシミュレータの開発と成功を目指す
富士通、40量子ビットのシミュレータの開発と成功を目指す

11月21日 「FIFAワールドカップカタール2022」が開催
「FIFAワールドカップカタール2022」がアル・ベイト・アリーナ(カタール アル・ホール)で開催される。日本はグループEで独、スペイン、大陸間プレーオフ勝者(ニュージーランドまたはコスタリカ)と対戦する。初戦は22年11月23日に独と対戦する。開催期間は22年12月18日まで。

秋 電動二輪車用共通仕様バッテリーのシェアリングサービスが開始
「Gachaco(ガチャコ)」は、22年秋をめどに電動二輪車の共通仕様に適合したバッテリー「Honda Mobile Power Pack e:」のシェアリングサービスを東京などの大都市圏から開始する。将来的には電動二輪車用だけでなく、商業施設や住宅などに設置する蓄電池などのさまざまな製品においても共通仕様のバッテリーの利用促進を目指す。Gachacoは、ENEOS、Honda、カワサキモータース、スズキ及びヤマハ発動機の5社が22年4月1日に共同設立した。

電動二輪車用共通仕様バッテリーのシェアリングサービスが開始
電動二輪車用共通仕様バッテリーのシェアリングサービスが開始

【2025】
3月 東大と日清食品HD、大型化した「食べられる培養肉」を作製へ
東京大学大学院情報理工学系研究科の竹内昌治教授(東京大学 生産技術研究所 特任教授[学内クロス・アポイントメント])の研究グループと日清食品ホールディングスは、22年3月17日に「食べられる培養肉」の作製の成功を発表。同発表によると、産学連携の培養肉研究においての成功は日本初という。同成功で、肉本来の味や食感を持つ「培養ステーキ肉」の実用化に向けて大きく前進したという。今後は、25年3月までに厚さ2×幅7×奥行き7センチメートルの大型立体筋組織の作製を目指す。

東大と日清食品HD、大型化した「食べられる培養肉」を作製へ
東大と日清食品HD、大型化した「食べられる培養肉」を作製へ

2025年 明治、25年までにプラスチック資源への取り組みをさらに強化
明治はプラスチックごみによる海洋汚染の社会的問題の解決に向けた「明治グループサステナビリティ 2026 ビジョン」の下、プラスチック資源循環に対する取り組みをさらに強化する。プラスチック製スプーンなどについて、環境配慮型素材への切り替えや提供方法などを検討。製品におけるプラスチック使用量を25年までに段階的に削減する。ペットボトル容器における再生プラスチック、バイオマスプラスチックの使用率を25年までに70%以上、さらに30年までに100%とする。これにより、化石由来原料の新規使用率ゼロを目指す。

【2031】
3月31日 JR九州グループ、30年度の単体排出量を13年度比50%削減へ
JR九州グループは22年3月23日に「JR九州グループ中期経営計画 2022-2024」を発表。そのなかで、脱炭素社会の実現に向けて、30年度のJR九州単体排出量について13年度比50%削減の達成を掲げる。

【2050】
2050年 パナソニックHD、50年に向けて3億トン以上のCO2削減へ
パナソニックHDは、22年4月1日にグループ新中長期戦略を発表。そのなかで、「Panasonic GREEN IMPACT」として、50年に向けて現時点の全世界CO2総排出量の約1%にあたる3億トン以上の削減を目指すとした。19年エネルギー起源CO2排出量336億トン(出典:IEA)、3億トンは20年の排出係数で算出。

2050年までの予定は【未来消費カレンダー】で
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