日経クロストレンド「未来消費カレンダー」は、将来話題となりそうな新製品、新施設、商戦・イベントなどの予定を一覧できるサービスだ。新着情報を毎週金曜日に更新している。2022年3月「JAL、『トランジションボンド』を発行」など20件の情報を追加した。

【2022】
2月17日 ミツカン、おむすびの素「はじめてのおむすび山」を発売
Mizkan(ミツカン)は、おむすびの素「はじめてのおむすび山」を発売する。食品添加物に頼らない味づくりで、素材から手作りしたようなおむすびを簡単に作ることができるという。「はじめてのおむすび山 鮭とわかめ」「同 青菜と小松菜」「同 おかかとのりごま」の3種をラインアップ。容量は各20グラム。仕事や子育てに忙しい中でも、こどもに安心して提供できる調味素材として提案する。

ミツカン、おむすびの素「はじめてのおむすび山」を発売
ミツカン、おむすびの素「はじめてのおむすび山」を発売

2月21日 アース製薬、効果が1年続き予防もできる不快害虫の駆除剤を発売
アース製薬は、くん煙タイプの「イヤな虫 ゼロデナイト 6~8畳用」と「イヤな虫 ゼロデナイト 1プッシュ式スプレー 60回分」の2品を発売する。1度の使用で駆除効果が1年続き、予防効果もあるという。新規作用性有効成分として「テネベナール」を配合。従来の有効成分(ピレスロイド系)が効きにくい害虫にも効果を発揮し、50種類以上の不快害虫に対応するという。コロナ禍で不快害虫の駆除剤の需要が伸びるなか、利用者が購入時に重視する「効果が長く続くこと」「虫を予防できること」といった声に応えた。

アース製薬、効果が1年続き予防もできる不快害虫の駆除剤を発売
アース製薬、効果が1年続き予防もできる不快害虫の駆除剤を発売

2月23日 富士河口湖温泉郷と温泉むすめプロジェクトとのコラボ企画が開始
富士急行は「富士山の日(22年2月23日)」にあわせて、「温泉むすめプロジェクト」とコラボレーションした企画を河口湖エリアの各施設で開始する。富士河口湖温泉郷の温泉むすめ「河口湖多佳美(かわぐちこたかみ)」を活用したフォトスポットの設置やコラボフード、グッズ販売などを展開する。河口湖周遊バスでは、車内アナウンスが「河口湖多佳美」バージョンに切り替わる。河口湖エリアの活性化を図るとともに、「河口湖=温泉地」の認知を広め、「富士河口湖温泉郷」ブランドの確立を目指す。

富士河口湖温泉郷と温泉むすめプロジェクトとのコラボ企画が開始
富士河口湖温泉郷と温泉むすめプロジェクトとのコラボ企画が開始

3月1日 JR東日本、新幹線や在来線で「春の臨時列車」計2447本を運転
JR東日本は、各地で桜などの花の名所やイベントを楽しめる春の臨時列車を運転する。本数は計2247本(22年1月21日発表時点)。内訳は次の通り。「上越新幹線」などの新幹線が269本。「とれいゆ つばさ」などの在来線の特急が427本。「リゾートビューふるさと」などの快速(のってたのしい列車を含む)が1551本。特急「青の絶景ネモフィラ号」(大宮~勝田間)と水郡線全線運転再開1周年を記念した「水郡線復旧記念感謝号」を新設した。22年6月30日までの122日間。

JR東日本、新幹線や在来線で「春の臨時列車」計2447本を運転
JR東日本、新幹線や在来線で「春の臨時列車」計2447本を運転

3月1日 マルハニチロ、電子レンジ調理向けの合わせ調味料「Chefit」発売
マルハニチロは、合わせ調味料「Chefit(シェフィット)」シリーズを関東、中部、関西エリアで発売する。同シリーズはジッパー付きのパウチに入った合わせ調味料で、パウチの中に素材を入れて電子レンジで加熱後、既定の時間をおくだけで味わい深い一品を自宅で簡単に作ることができるという。「ぶりの煮つけの素」「サーモンのクリーム煮の素」「たまねぎのとろっと煮(コンソメ風味)の素」「ブロッコリーのピリ辛ガーリック和えの素」の4品をラインアップした。同社では、市販用の合わせ調味料の発売は初めてとなる。

マルハニチロ、電子レンジ調理向けの合わせ調味料「Chefit」発売
マルハニチロ、電子レンジ調理向けの合わせ調味料「Chefit」発売

3月5日 総務省、「若者フォーラム2021」をオンラインで開催
総務省は、「若者フォーラム2021 日々のモヤモヤから始めてみよう 自分目線で見る政治・選挙ことはじめ」をオンラインで開催する。お笑いコンピ・ゾフィーによるオープニングコント、日本シティズンシップ教育フォーラム副代表の古野香織氏によるオープニング講演、ドルトン東京学園中等部・高等部社会科主任の大畑方人氏による基調講演やトークセッションなどを予定する。参加申し込みは特設ホームページで22年3月4日まで受け付ける。参加費は無料。

総務省、「若者フォーラム2021」をオンラインで開催
総務省、「若者フォーラム2021」をオンラインで開催

3月11日 ロート製薬、「メラノCC」からチューブタイプの酵素洗顔料を発売
ロート製薬は肌の悩みに向き合う「メラノCC」シリーズから、チューブタイプの酵素洗顔「メラノCC ディープクリア酵素洗顔」を発売する。毎日の洗顔で毛穴の悩みを簡単にケアできるという。マツキヨココカラ&カンパニーグループ店舗(一部店舗を除く)、Amazon、LOHACO、楽天24、ロートオンラインショップで先行して扱う。同社によると、自宅で過ごす時間の増加やマスク着用など生活様式の変化に伴い、スキンケア意識が高まりつつあるという。毛穴悩みを抱える利用者に日々のスキンケア習慣に取り入れやすいケア用品として提案する。

ロート製薬、「メラノCC」からチューブタイプの酵素洗顔料を発売
ロート製薬、「メラノCC」からチューブタイプの酵素洗顔料を発売

JAL、「トランジションボンド」を発行

3月12日 秩父鉄道、交通系ICカード「PASMO」のサービスを全駅で開始
秩父鉄道は、交通系ICカード「PASMO」のサービスを開始する。利用者の利便性の向上とICカードの利用による感染症対策の向上を図る。PASMO定期券、記名PASMOカード、無記名PASMOカードの販売も開始する。同サービスの開始により、秩父鉄道の全ての駅で「Suica」などの計10種類の交通系ICカードが使用できる。定期、普通運賃は変更しない。紙式の定期乗車券、普通回数券も引き続き利用できる。

秩父鉄道、交通系ICカード「PASMO」のサービスを全駅で開始
秩父鉄道、交通系ICカード「PASMO」のサービスを全駅で開始

3月12日 東急線・みなとみらい線連絡割引通勤定期券の一部で割引率変更
東急電鉄と横浜高速鉄道は「東急線・みなとみらい線連絡割引定期券」の一部の通勤定期の割引率を見直し、発売額を変更する。通常の定期旅客運賃から、通勤定期(1カ月・3カ月)における約1割引の適用を廃止する。また、通勤定期(6カ月)における約2割引を約1割引に変更する。通学定期の割引率に変更はない。新型コロナウイルス感染拡大の影響により通勤や定期券の利用が大きく減少している中、今後の回復を見通すことが困難な状況であることを理由とする。

東急線・みなとみらい線連絡割引通勤定期券の一部で割引率変更
東急線・みなとみらい線連絡割引通勤定期券の一部で割引率変更

3月12日 花王、「サクセス24 シャンプー&コンディショナー」を改良発売
花王はトータルメンズケアブランド「サクセス」から、日中の香りや髪の仕上がりにこだわるシリーズ「サクセス24 シャンプー&コンディショナー」を改良発売する。改良を機に、花王国内ヘアケア初となる100%再生プラスチックボトルを採用。従来品に比べ樹脂量を20%削減した。また、生産から使用、廃棄までに生じるCO2排出量も30%削減するなど環境に配慮した。内容量は本体各350ミリリットル、つめかえ用が各280ミリリットル。

花王、「サクセス24 シャンプー&コンディショナー」を改良発売
花王、「サクセス24 シャンプー&コンディショナー」を改良発売

3月15日 IIJ、エッジコンピューティング環境を体感できるショーケース開設
IIJは、エッジコンピューティング環境を体感できるショーケースを「白井ワイヤレスキャンパス」(千葉県白井市)に開設する。デモでは、防犯のユースケースとしてデータセンターの来訪者を検知し、エッジ機器がクラウドと比較してリアルタイムに来訪者を検知できることを体感できるという。今後も同社の各種サービスを組み合わせた最新の無線通信技術のデモや展示を通じて、エッジコンピューティングの利用シーンや具体的な導入要件のイメージを利用者がつかめる場として提案する。

IIJ、エッジコンピューティング環境を体感できるショーケース開設
IIJ、エッジコンピューティング環境を体感できるショーケース開設

3月19日 タカラトミー、1歳半から安心して遊べる「はじめてトミカ」発売
タカラトミーはミニカーブランド「トミカ」から、1歳半から遊べる大きなサイズのトミカ「はじめてトミカ」を発売する。軽くてにぎりやすい大きなサイズで、楽しく安心して遊べるという。第1弾として「はじめてトミカ パトロールカー」「同 日産 NISSAN GT-R」「同 消防車」の3種を発売する。各「1(ワン)アクション」付きで軽くて握りやすく、約10センチメートルの大きなサイズとなる。全国の玩具専門店、百貨店や量販店の玩具売り場、トミカ専門店「トミカショップ」、インターネットショップなどで扱う。

タカラトミー、1歳半から安心して遊べる「はじめてトミカ」発売
タカラトミー、1歳半から安心して遊べる「はじめてトミカ」発売

3月22日 「ザ・プレミアム・モルツ<グランアロマ>」が数量限定発売
サントリービールは、「ザ・プレミアム・モルツ<グランアロマ>」を数量限定発売する。欧州産ファインアロマホップをはじめとする、5種類の良質なアロマホップを使用した。特徴となる春らしい華やかな香り豊かな味わいを“グランアロマ”と表現し、パッケージにも華やかさをイメージした緋色(ひいろ)を採用した。容量は、350ミリリットルと500ミリリットル。アルコール度数は6%。

「ザ・プレミアム・モルツ<グランアロマ>」が数量限定発売
「ザ・プレミアム・モルツ<グランアロマ>」が数量限定発売

3月 JAL、「トランジションボンド」を発行
日本航空は、22年3月をめどに「トランジションボンド」の発行を予定する。発行年限は5年と10年、発行額は各100億円を予定する。トランジションボンドとは、パリ協定に整合的な長期目標の実現を戦略とする企業が、脱炭素社会への移行(トランジション)に資する取り組みを資金使途として発行する社債。同社債の発行によって調達した資金を活用し、航空運送事業におけるトランジションの推進と最終的な脱炭素化に向けた取り組みを推進するという。

JAL、「トランジションボンド」を発行
JAL、「トランジションボンド」を発行

船橋市に大型アリーナ「(仮称)LaLa arena TOKYO-BAY」開業

【2022】
4月28日 イオンモール、「THE OUTLETS KITAKYUSHU」を福岡に開業
イオンモールは、「THE OUTLETS KITAKYUSHU(ジ アウトレット 北九州)」を開業する。場所は、福岡県北九州市八幡東区のスペースワールド跡地。アミューズメントパーク「ASOBLE(アソブル)」などが出店する。敷地面積は約27万平方メートル(プロジェクト 全体面積)。延べ床面積は約5万7000平方メートル。駐車台数は約4500台(敷地外駐車場含む)。

イオンモール、「THE OUTLETS KITAKYUSHU」を福岡に開業
イオンモール、「THE OUTLETS KITAKYUSHU」を福岡に開業

4月 大王製紙、生理用ナプキン「エリス」ブランドを刷新
大王製紙は、生理用ナプキン「エリス」ブランドを刷新する。新たなブランドメッセージは、「だれかではなく、あなたのそばに。」とした。「エリス 素肌のきもち」は生理用ナプキンに保湿成分を配合した「うるさらシート」を採用し、刷新。「エリス コンパクトガード」は、“薄くてもたっぷり吸収”の機能に加え、ファーやデニムなどさまざまな素材感のカラフルな個包装デザインに一新した。

大王製紙、生理用ナプキン「エリス」ブランドを刷新
大王製紙、生理用ナプキン「エリス」ブランドを刷新

5月1日 資生堂、新技術で紫外線から肌を守る日焼け止め用乳液を発売
資生堂は「SHISEIDO」から、日焼け止め用乳液「アーバン トリプル ビューティ サンケア エマルジョン」を発売する。強力な紫外線から肌を守るだけでなく、太陽の光をスキンケアする光へと変換する世界初(同社調べ)の成分アプローチ「サンデュアルケア技術」を搭載した。オイルフリー処方で、トーンアップ下地としても使用できるという。ブランド旗艦店「SHISEIDO GLOBAL FLAGSHIP STORE」、全国のデパートを中心とした約380店とSHISEIDOオフィシャルサイトなどで扱う。SPF50+・PA++++。容量は30ミリリットル。

資生堂、新技術で紫外線から肌を守る日焼け止め用乳液を発売
資生堂、新技術で紫外線から肌を守る日焼け止め用乳液を発売

【2023】
4月1日 政府、子ども政策の司令塔となる「こども家庭庁」を新設
政府は、子ども政策の司令塔となる「こども家庭庁」を新設する。専任閣僚とこども家庭庁長官のもとに大臣官房と2つの局を置き、300人を上回る体制を目指す。人員は移管する内閣府や厚生労働省の職員を充てるほか、地方自治体や民間企業からも登用する。

【2024】
春 船橋市に大型アリーナ「(仮称)LaLa arena TOKYO-BAY」開業
ミクシィと三井不動産は、収容客数1万人規模の大型多目的アリーナ「(仮称)LaLa arena TOKYO-BAY(ららアリーナ 東京ベイ)」を千葉県船橋市に開業する。B.LEAGUE1部に所属するプロバスケットボールチーム「千葉ジェッツふなばし」がホームアリーナとして利用する。そのほか、音楽コンサート、スポーツイベント、企業の展示会などさまざまなイベントに対応可能な施設を目指す。

船橋市に大型アリーナ「(仮称)LaLa arena TOKYO-BAY」開業
船橋市に大型アリーナ「(仮称)LaLa arena TOKYO-BAY」開業

【2026】
2026年 三菱地所、高速道路ICに直結した「次世代基幹物流施設」を開発
三菱地所は、高速道路ICに直結した「次世代基幹物流施設」の開発計画を開始する。京都府城陽市東部丘陵地青谷先行整備地区(A街区)で始動する。同社によると、高速道路ICに直結した専用ランプウェイの整備を行う物流施設の開発は日本初になるという。完全自動運転トラックなど次世代モビリティーの受け入れを視野に入れた中核物流拠点を目指す。同社が施行予定者として土地区画整理事業を実施の上、25年に新築建物着工し、26年に竣工を予定する。延べ床面積は約27万7000平方メートル。

三菱地所、高速道路ICに直結した「次世代基幹物流施設」を開発
三菱地所、高速道路ICに直結した「次世代基幹物流施設」を開発
2
この記事をいいね!する