日経クロストレンド「未来消費カレンダー」は、将来話題となりそうな新製品、新施設、商戦・イベントなどの予定を一覧できるサービスだ。新着情報を毎週金曜日に更新している。2022年春「『ソニーモビリティ』設立、EVに本格参入へ」など19件の情報を追加した。
【2022】
1月11日 はごろもフーズ、防災向け「シーチキンストッカーギフト」を発売
はごろもフーズは、ギフトセットの新製品「シーチキンストッカーギフト」2品を発売する。一定量の食料を備蓄し、使った分を買い足す「ローリングストック」を採用。ケースの下段から製品を取り出し、買い足したシーチキンを上段から補充することで12缶のシーチキンを備蓄できる。キッチンと調和する2種類のデザインを用意。贈答品や自宅での備蓄用として提案する。
1月15日 BUTTER STATE’s、新発想のバターショコラを販売
グレープストーンはバタースイーツ専門店「BUTTER STATE’s(バターステイツ)」から、ブランド初のバレンタインショコラとしてバターショコラを販売する。大丸東京店(東京・千代田)と池袋西武店(東京・豊島)で扱う。北海道バターを惜しみなく練りこみ、バターとショコラを存分に味わえるように仕上げた。バターの魅力を最も楽しめる「バターショコラ ホワイト」、大人のおいしさを楽しめる「バターショコラ 炭火」の2品を用意する。オンラインショップでは22年1月7日から受け付けを開始している。
1月17日 エースコック、「罪な味 濃厚カルボナーラ風ラーメン」を発売
エースコックは、「罪な味 濃厚カルボナーラ風ラーメン」を発売する。カルボナーラ風のスープは、後入れの「きみまろペースト」と「ふりかけ」で卵黄のようなまろやかさとベーコンやブラックペッパーの風味に仕上げた。
1月18日 「トータリー・ミニーマウス」が東京ディズニーリゾートで開催
オリエンタルランドは、ミニーマウスの多彩な魅力がつまったスペシャルイベント「トータリー・ミニーマウス」を東京ディズニーリゾートで初開催する。また、イベント期間中に来園して応募すると、キャラクターグリーティング施設「ミニーのスタイルスタジオ」でのグリーティングやミニーマウスのオリジナルフォトブックレット(非売品)などが抽選で当たるイベント連動キャンペーンを実施する。22年3月30日まで。
1月18日 アサヒ飲料、「三ツ矢クラフトコーラ」PET500ミリリットルを発売
アサヒ飲料は、「三ツ矢クラフトコーラ」PET500ミリリットルを発売する。素材の風味を生かす非加熱製法を採用。コーラフレーバーをベースに、かんきつと8種の厳選したスパイスを隠し味として使用した。さわやかで、ほどよい甘さが楽しめるという。パッケージは、作り手のこだわりや温かみが感じられるようにクラフトの手作り感を表現した。

1月19日 コクヨ、水彩グラデーション柄のルーズリーフ関連アイテムを発売
コクヨは、限定柄のルーズリーフ関連アイテム「パステルグラデ」を発売する。「キャンパス プリントもとじやすい2穴ルーズリーフバインダー」はルーズリーフとプリントを1冊にまとめてスマートに持ち運びができ、最大で100枚収容できる。「キャンパスバインダー<スマートリング60>」はリングノートのように折り返して使え、最大で60枚収容できるバインダーとなる。各エアリーな優しいトーンの水彩グラデーションデザインを採用。ブルー、パープル、ピンク、イエローの4色をラインアップした。
冷凍食品や加工食品など、各社が値上げ
【2022】
1月20日 液状のり「アラビックヤマト クリアカラー」全5色が限定発売
ヤマトは、液状のり「アラビックヤマト クリアカラー」を限定発売する。「アラビックヤマト」で初めて透明の液状のりを採用。全国有名文具店、生活雑貨店、量販店などで扱う。ユニセックスカラー全5色をラインアップした。
1月20日 西武池袋本店、「チョコレートパラダイス2022」を開催
そごう・西武は、西武池袋本店(東京・豊島)で「チョコレートパラダイス2022」を開催する。「みんなで“笑顔”になる」をテーマに、贈っても贈られてもうれしいチョコレートを中心に約120のブランドを展開する。また、作り手も笑顔になれるサステナブルな商品も用意する。22年2月1日からは第2会場「チョコレートパラダイス2022-バレンタインマーケット-」も開設し、プチギフトに最適な雑貨も扱う。
1月中旬 マツダ、新型「キャロル」を全面改良して発売
マツダは、低燃費と使い勝手の良さが特徴の軽自動車「キャロル」を全面改良して発売する。全国のマツダ販売店で扱う。親しみやすく愛着のわくデザインを採用し、内外装を一新した。安全面ではガラスエリアを拡大し、視界を広くした。また、夜間の歩行者も検知するデュアルカメラブレーキサポートなどの衝突時の被害軽減に貢献する安全装備を全車に標準装備。パッケージングでは全高、室内高、室内幅の拡大により、広い室内空間を実現した。
2月1日 冷凍食品や加工食品など、各社が値上げ
味の素冷凍食品、日本水産、マルハニチロ、ニップンの各社は2月1日納品分から、家庭用冷凍食品など一部の商品について値上げする。そのほか、日本ハムとプリマハムはハム・ソーセージ及び加工食品を、はごろもフーズはコーン製品(一部製品を除く)やパスタ製品を値上げする。原材料の高騰や物流費などのコスト上昇のため、企業努力だけでは今後の安定した製品供給が難しいことが理由。
2月1日 NEXUSグループ、会員制で完全個室型のフイットネス&サウナ開業
NEXUSグループは、24時間対応の会員制個室フィットネス&サウナ施設「Majesty-onarimon club(マジェスティ 御成門クラブ)」(東京・港)を開業する。17年11月から運営していたシティホテルの建物の2階から13階までのフロアに、最新トレーニングマシンを完備。フイットネス専用個室43室、個室ロウリュウサウナ21室を設置。バイオサーキット、スチームサウナ、セルフエステなどを備えた女性専用フロアも用意する。
2月1日 コーセーコスメポート、肌負担感を軽減したUV スプレーを発売
コーセーコスメポートは日やけ止めブランド「サンカット」から、素肌のようにさらさらが持続する「プロテクト UV スプレー」(1品目2品種、ノープリントプライス)を発売する。全国の量販店やドラッグストアを中心に扱う。同社によると、長期間のマスク着用や自粛などのストレスにより肌トラブルに悩む人が増えており、メークやUVアイテムなどにも肌負担感の無さが求められているという。こうした声や花粉などの環境ストレスから肌を守りたいというニーズに応えた。
2月11日 JR東海、「お子さま連れ専用車両」を期間限定で設定
JR東海は、土休日の東海道新幹線「のぞみ」の一部列車の指定席に「お子さま連れ専用車両」を設定する。JR東海ツアーズの旅行商品として発売する。大人1人以上と小学生以下のこども(乳幼児を含む)1人以上から申し込める。1日あたり片道2本、合計100本の運行を予定する。22年4月24日まで。
「ソニーモビリティ」が設立、EVに本格参入へ
【2022】
3月1日 最大10%のdポイントが還元される、「ドコモでんき」が提供開始
NTTドコモは「ドコモでんき」を2つの料金プランで開始する。「ドコモでんき Green」は対象の携帯料金プランと「dカードGOLD」の契約があれば、税抜き100円の利用料金(*1)につき、税抜き金額の最大10%のdポイントを還元。「ドコモでんきBasic」は利用者の自宅などの施設がある地域電力が提供する料金と同額で(*2)、利用料金(*1)税抜き100円につき、税抜き金額の3%(*1)のdポイントを還元する。
*1 ポイント還元対象は基本料金もしくは最低料金と電力量料金
*2 提供エリアや提供条件が同一の場合
3月1日 キッコーマン飲料、和だし飲料「YOHAKU Drip」シリーズを発売
キッコーマン飲料は、ドリップタイプの和だし飲料「YOHAKU Drip(ヨハク ドリップ)」シリーズを発売する。直販サイトで扱う。ドリップパックには粉末状のだし原料のみが入っており、だし本来の風味が楽しめる。うま味調味料は使用していない。「YOHAKU Drip かつお枯節(かれぶし)」「同 かつお荒節(あらぶし)」「同 まぐろ節」の3種類を取りそろえる。21年12月23日から、応援購入サービス「Makuake(マクアケ)」で、応援購入募集を開始している。
3月1日 横浜ビール、缶ビールのIPA「ハマクロ」を発売
横浜ビールは、缶ビールのIPA「ハマクロ」を発売する。黒ビールのイメージを覆す軽快さをコンセプトに醸造。IPAらしいかんきつのようなホップのはなやかな香りとほんのり感じるモルトのロースト感を楽しめるという。ラベルデザインは表をモノクロに、裏はカラーで横浜浮世絵「横浜交易西洋人荷物運送之図」をあしらった。第1弾の「横浜ラガー」と第2弾の「横浜ウィート」に続く、缶ビール第3弾の商品となる。
3月31日 auとUQ mobileの契約解除料が廃止
KDDIと沖縄セルラーは、auとUQ mobileで契約期間を定めた割引サービスや料金プランの契約解除料を廃止する。これに伴い、auではau STARの2年契約更新ギフト券プレゼントを終了する。UQ mobileでは、長期利用割引とスマトク割を廃止し、対象料金プランの基本料金を割引き適用後の金額に改定する。あわせて、アップグレードプログラムEXなどの旧端末購入プログラムの特典をau解約後も利用できるように提供条件を改定する。
4月1日 ウィラーとKDDI、エリア定額乗り放題サービス「mobi」を全国展開
WILLERとKDDIは合弁会社「Community Mobility」を設立。22年4月1日から事業を開始し、エリア定額乗り放題サービス「mobi」(モビ)の全国展開を目指す。両社は合弁会社設立に先駆けて22年1月から同サービスの提供を行うが、設立後はCommunity Mobilityが運営を担う。mobiは、30日間5000円でエリア内乗り放題の交通サービス。アプリや電話でmobiを呼ぶと、AI(人工知能)による最適なルートで効率よく目的地へ送ってくれる。同サービスにより、地方や都市の社会課題解決と新たな移動体験の提供など交通業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)化を支援する。
春 「ソニーモビリティ」設立、EVに本格参入へ
ソニーグループはモビリティー体験の進化や提案を今後さらに加速させるため、22年春に事業会社「ソニーモビリティ」を設立する。EV(電気自動車)の本格的な市場投入を図る。また、AI・ロボティクス技術を最大限に活用し、誰もが日常的にロボットと共生する世界の実現、人を感動で満たし、社会へ貢献することを目指す。エンタテインメントロボットのaibo、ドローンのAirpeak、モビリティーの進化へと貢献するVISION-Sを加え、さまざまな領域において新たな価値創造を行うという。