2020年の高たんぱく質食品ブームの影響で、特に活性化したのが“大豆肉”。その波が“大豆米”へと移り、健康系食品の台風の目になりそうだ。フジッコが「ダイズライス」を、アサヒコが「豆腐のごはん」を相次ぎ発売し、ラインアップを拡充している。どれほどお米の代わりになるのか、2つの大豆米を実食比較した。

※日経トレンディ2021年7月号の記事を再構成

 ここ最近、大豆へのニーズが高まっている。2020年は高たんぱく質食品ブームの影響で、原材料となる大豆たんぱくの国内生産量はそれまでの10年間で過去最高を記録した(日本植物蛋白食品協会調べ)。

 大豆関連の高たんぱく質食品市場において、特に活性化したのが“大豆肉”、いわゆる植物肉。そして今後、注目度を一気に高めそうなのが“大豆米”だ。21年3月、フジッコが「ダイズライス」を、豆腐メーカーのアサヒコ(さいたま市)が「豆腐のごはん」を発売。アサヒコは、20年11月に販売開始した「たんぱく質10グラムの豆腐バー」が発売10週間で120万本を超える販売数を記録したことでも知られる。

 低糖質・高たんぱく質がもはや定番の健康習慣となった今、日本人の主食である米と置き換えできる大豆米がブレイクする可能性は高いだろう。とりわけ50代以下の現役世代は、「本当はお米を食べたいが、控える意識が強い」(アサヒコマーケティング本部の池田未央氏)。

粒の大きさも似せた大豆米 公式ECサイト限定で販売
ダイズライス プレーン(フジッコ)

 主原料は大豆粉と大豆たんぱく。形は米粒に近く、やや茶色がかっている。糖質は白米と比べて85%オフで、1食(150グラム)当たりのたんぱく質は24.6グラム、熱量は173キロカロリー。電子レンジで温めて食べる。この商品を使ったいなりずしやアジアン風炒めご飯も用意するが、「味が付いていないプレーンタイプが一番人気」(フジッコ)。21年3月から公式ECサイトで販売。要冷凍。実勢価格350円(税込み、送料別)。

「黒ごまいなり」タイプなど味付けした商品もある。プレーンタイプは自由にアレンジできる。右写真は丼風
「黒ごまいなり」タイプなど味付けした商品もある。プレーンタイプは自由にアレンジできる。右写真は丼風

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