2021年6月4日(金)発売の「日経トレンディ2021年7月号」では、「太らない最強の食べ方」を特集。「何を食べるか」にも増して「いつ食べるか」を重視する「時間栄養学」の考え方をベースに、食事の最適解を探っている。鍵となるのは「体内時計」のリズムをいかにコントロールするかだ。

※日経トレンディ2021年7月号の記事を再構成

 「糖質オフ」「断食」といった最近トレンドになっている健康法を「時間栄養学」の観点からチェックすると……。

「糖質オフダイエット」とは?
三大栄養素(炭水化物、たんぱく質、脂質)の中の、炭水化物に含まれる糖質の摂取を極力減らす方法。糖質は、米、パン、麺などの主食に多く含まれるため、これらを抜き鶏肉などのたんぱく源に置き換えていく。「ローカーボダイエット」などと呼ばれることもある。痩せる効果を感じる人が多く、今やダイエットの定番になっている
「16時間断食」とは?
1日の中で意図的に空腹時間を16時間とることで、体内時計の乱れを改善したり、オートファジー(体内の細胞を生まれ変わらせる現象)を促したりできるとうたう、近年流行しているダイエット法。「8時間ダイエット」などと呼ばれることもある。他にも1日だけ断食するなど、断食の方法には様々なバリエーションがある

 「日経トレンディ2021年7月号」では、時間栄養学を基にした「朝食・昼食・夕食の上手なとり方」「体内時計リセット生活の効果」「長寿の“切り札” オートファジー」「脂質&糖質カット家電」「ウマい植物肉を探せ」「食事管理アプリの活用法」など、様々なアプローチで最新の太らない食事法を解説している。次回以降、その一部をウェブでも紹介していく。

(漫画/石川 秀紀)