
働く場の自由度が高い人がターゲットとなることが多いワーケーション。子ども連れでもワーケーションはできるのか。親子ワーケーションを実施し、かつ企画もしているという毎日みらい創造ラボ兼毎日新聞記者の今村茜氏に、その魅力と難しさを聞いた。
「私が北海道の知床で仕事をしている間、子どもたちは現地の漁師さんから、知床の海の話を聞いたり、その人の家に上がらせてもらったり、家族以外と親しく触れ合う時間を過ごす。ワーケーションは親も子も成長できる働き方だと思う」
そう話すのは、毎日みらい創造ラボ兼毎日新聞記者の今村茜氏だ。親子ワーケーションやオンラインイベントの企画開催を手掛けながら、自身もワーケーションを取材、子連れで実践している。
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今村氏がワーケーションを知ったのは、2017年6月。当時、日本航空(JAL)がワーケーションを社内制度として導入を予定していることを取材し、「なんて良い働き方なんだろう、私もやってみたいと思った」(今村氏)というが、当時小学生と保育園児の娘がおり、夫はエッセンシャルワーカーでリモートワークができない。そのため、実践するとなると、自分が娘2人を引き連れて行く必要があった。
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