
「5W1H」で見る! 購買データ分析入門
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- 第7回
- 2022.03.29
売上増につながる「WHEN」のデータ分析 真の打ち手を見抜く方法 「コロナ禍のスーパーで最も売り上げを伸ばした主要カテゴリーはビール、生菓子、スナックである」「すべてのチョコレート製品はバレンタインデーのある2月が最も売れる」……。真偽を問うこうした設問のクイズがあれば何と答えるか。答えは本文に記すが、実は、これらは年単位や月単位など“時間”でデータを比較すると、真実が見えてくる。ID-POS(ID付きPOS)などの購買データを使った分析を紹介する本連載の第7回(最終回)は、「5W1H」の中のWHEN(時間)に着目し、分析方法をひもとく。 -
- 第6回
- 2022.02.07
「WHERE」からヒットの芽を読む 大学近くで売れるのは何? 場所によって、売れる商品の傾向が異なることは、何となく感覚的には理解できるだろう。都市部と郊外では違うし、店の近くにどのような施設があるかによっても、売れ筋は変わってくる。ID-POS(ID付きPOS)などの購買データを使った分析の基本を紹介する本連載の第6回は、「5W1H」の中の「WHERE」に着目する分析方法をひもとく。 -
- 第5回
- 2021.12.08
店頭の「ついで買い」のつくり方 チョコレートと洗剤は好相性? スーパーマーケットやドラッグストアを回遊しているうちに、「ついで買い」をしてしまうことはよくあるだろう。店舗にとっては売り上げを増やす一つの好機だ。購買データから消費者の行動をひもとく本連載の第5回は、「5W1H」のWHATの2回目として、併買されやすいパターンを見つけて売り場づくりや販促、商品開発に生かす複数同時併買分析に迫る。 -
- 第4回
- 2021.10.13
“ビールとオムツ”が有名な同時併買分析 見るべきは「リフト値」 自社の商品はどんな目的で買われ、どのように利用されているのか。アンケートを取らずとも想定できる方法がある。それが「同時併買分析」だ。ID-POS(ID付きPOS)などの購買データを使った分析の基本を紹介する本連載の第4回は、「5W1H」の中の「WHAT」、何の商品と一緒に買われているかを分析する方法を解説する。 -
- 第3回
- 2021.08.25
購買データの危険な“波形”とは? 年代別のパターンを徹底分析 購買データの分析において、購入者の年齢層分布を調べることは一般的に行われる手法だ。だが、どの年代に主に売れているのかを見るだけではもったいない。年代ごとにトライアル率とリピート率をチェックすることで、次の打ち手が見えてくる。ID-POSなどの購買データを使った分析の基本を紹介する本連載。第3回は、年代別分析法を解説する。 -
- 第2回
- 2021.07.19
ヒットへの分岐点 本当は恐ろしい「リピート率の谷」 トライアル率とリピート率。購買データ分析でよく使われるデータだ。だが、読み解き方には注意が必要だと、購買データの解析サービスを展開するTrue Data(東京・港)のデータアナリスト、烏谷正彦氏は話す。ID-POS(ID付きPOS)などの購買データを使った分析のいろはを解説する本連載。第2回は、「5W1H」の中の、購入する人(WHO)に着目した分析の仕方を伝授する。 -
- 第1回
- 2021.06.09
売上分解ツリー図のつくり方 売り上げ20%増でも油断は禁物 消費者の行動をひもとく最も基礎的なデータが店舗での購買データだ。だが、「実は使いこなせていない企業は多い」と、購買データの解析サービスを展開するTrue Data(東京・港)のデータアナリスト、烏谷正彦氏は指摘する。本連載は、ID-POS(ID付きPOS)などの購買データを使った分析のいろはを、烏谷氏が解説。第1回は、商品やサービスが、なぜ(WHY)売れているのか売れていないのかに着目し、データを読み解くノウハウを伝授する。