人気沸騰のMacbook Airに小型レグザも デジタル家電ヒット&予測(画像)

2021年上半期のデジタル家電は、テレワークの広がりを受けてノートパソコンが絶好調。特にアップルの新型CPUを搭載した「13インチMacbook Air」の人気が沸騰した。テレビも好調で、24~40型の小型テレビ「液晶レグザ『V34シリーズ』」がヒット。下半期には、ネットワークレコーダー「nasne NS-N100」や決済機能付きで安価なスマートウオッチなどがブレイクしそうだ。

※日経トレンディ2021年6月号の記事を再構成

前回(第18回)はこちら

 コロナ禍でテレワークが広がり、2020年はパソコンが売れに売れた。その勢いは21年も続いており、特にノートパソコンは絶好調だ。一方、その構成には微妙な変化が生じている。MacとChromebookの伸長だ。

 特に注目されたのが、20年11月にアップルが発表した新型CPU「Apple M1」を搭載したMacだ。それまで使われていたインテル製のCPUよりも高速で、かつバッテリーが長持ちするとアップルはアピール。また、iPhoneやiPad用アプリの一部が動作するという、Windowsパソコンに無い機能も備えるようになった。

【上半期ヒット大賞】新CPUの「Apple M1」搭載で人気沸騰
MacBook Air(アップル)

 M1を搭載したMacは3種類発売されたが、特に「13インチMacBook Air」(13.3型画面)の人気が高い。同モデルの場合、アップルの発表によれば、処理性能が前モデルの3.5倍、フィックス性能も5倍になった。実勢価格が11万5280円(税込み)からと割安感もあり品薄に。

 20年10月~21年3月の6カ月間の合計では、ノートパソコンの機種別シェアでMacBook Airが1位を獲得。「21年2月にはM1搭載のMacBook Airだけで7.6%のトップシェアを獲得しており、勢いは続いている」(BCNの道越一郎氏)

■ノートパソコンシリーズ別シェア(20年10月~21年3月)
■ノートパソコンシリーズ別シェア(20年10月~21年3月)
注)BCN調べ。MacBook Airのシェアは一部インテル版を含む

 一方のChromebookは、文部科学省の「GIGAスクール構想」で、WindowsやiPadと並んで学習者用端末の標準仕様に選ばれたことで一気に認知度が上がった。その中でもよく売れたのが、レノボ・ジャパンの「IdeaPad Duet Chromebook」だ。

 それまでChromebookはノートパソコン風の形状が多かったが、同製品はタブレット型。しかも、キーボード付きで3万8438円(税込み)と、iPadより価格面で魅力的だった。20年6月の発売時は販売台数が少なかったが、供給が安定した10月以降は一気にトップシェアになった。

【上半期ヒット】子供用としても人気のタブレット型
IdeaPad Duet Chromebook(レノボ・ジャパン)

 Chromebookの中では台数シェア43.8%(20年10月~21年3月、BCN調べ)と圧倒的に売れた。キーボードを装着すればノートパソコン風にも使える。「画面が小さくタッチ操作もできるので、子供の学習用としてもよく売れた」(ビックカメラ)

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