
音楽ジャンルで2021年上半期に話題をさらった新星は、「うっせぇわ」のAdoと「ドライフラワー」の優里。下半期はTikTok発の大学生アーティストが、ネクストブレイク候補として注目される。映画ではエヴァンゲリオンの最新作が500万人超を動員。テレビアニメが人気を博した「呪術廻戦」も映画化が決まった。
※日経トレンディ2021年6月号の記事を再構成
音楽
2021年上半期は、全く違う魅力を持つ2人の新星の楽曲が、音楽ストリーミングサービスで軒並みチャート上位に入った。まずは切ないラブソングを歌った優里。もう1人は、「うっせぇうっせぇうっせぇわ」という強烈なサビのフレーズと歌唱力で度肝を抜いたAdoだ。
【上半期ヒット】ストリーミングで男性ソロ最速記録を樹立
優里
2019年6月からTikTokなどSNSに歌唱動画の投稿を開始。大きな注目を集めた「かくれんぼ」で歌った「彼女」のその後を女性目線で描いた「ドライフラワー」は、男性ソロ歴代最速でストリーミング再生回数2億超えを記録。
【上半期ヒット】強烈フレーズで度肝 登録者数は140万超
Ado
20年10月のメジャーデビュー曲「うっせぇわ」が大ヒット。YouTubeチャンネル登録者数は140万人超え(21年4月中旬時点)。音楽ジャーナリストの柴那典氏は、「幅広い世代に支持されている。社会現象的なヒット」と分析する。
【下半期ヒット予測】TikTokで注目される謎多き現役大学生
和ぬか
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