日経クロストレンドがまとめた「トレンドマップ 2022上半期」のマーケティング編では、若年層を中心に“ラジオ復権”の兆しが見えるなど「音声SNS」への注目が高まっていることが分かった。また、国内では定着しにくかった「ライブコマース」がようやく離陸するのではないかという期待もスコアに表れた。
トレンドマップ 2022上半期のマーケティング分野は、注目されている29のキーワードを編集部が選定。それぞれを認知する人に、そのキーワードの現時点での「将来性」と「経済インパクト」を5段階で尋ね、1~5点でスコアリングしたものだ。下図のトレンドマップは右に行くほど経済インパクトが大きく、上に行くほど将来性が高いことを示す。
今回、マーケティング分野では「音声SNS」が最も将来性スコアを伸ばした。スコアは前回の調査から0.37ポイント増の2.95。従来のSNSはテキスト、写真、動画など、視覚的な情報がコンテンツの大半を占めていた。一方、音声SNSは読んで字のごとく、音声を主体としたサービスとなる。
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