日経クロストレンドは、技術、マーケティング、消費の3分野の最新潮流を把握すべく、「将来性」と「現時点での経済インパクト」の2軸でマッピングした「トレンドマップ 2021下半期」を作成した。急浮上した最新キーワードとは?

データ改ざんが非常に困難で、デジタル上での鑑定書や証明書としての役割を持つ「非代替性トークン(NFT)」事業に参入が相次いだ2021年。NFTの普及で広がる「トークンエコノミー」への期待が過熱している(写真/Shutterstock)
データ改ざんが非常に困難で、デジタル上での鑑定書や証明書としての役割を持つ「非代替性トークン(NFT)」事業に参入が相次いだ2021年。NFTの普及で広がる「トークンエコノミー」への期待が過熱している(写真/Shutterstock)

 「トレンドマップ2021下半期」は、日経クロストレンドのメディア活動で協力を得ている約50人のアドバイザリーボードのメンバーに加えて、日経クロストレンド、日経トレンディ編集部員へのアンケートを2021年8月中旬から下旬に実施して作成した。

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 編集部が選定した技術28キーワード、マーケティング29キーワード、消費28キーワードそれぞれを認知する人に、そのキーワードの現時点での「経済インパクト」と「将来性」を5段階で尋ね、1~5点でスコアリングしたものだ(選択肢名など、詳細は記事最後に掲載)。トレンドマップは右に行くほど経済インパクトが大きく、上に行くほど将来性が高いことを示す。

 前回調査(トレンドマップ2021上半期)は、首都圏を中心として2度目の緊急事態宣言が発令されていた21年2~3月に行った。今回の調査は21年8月で、同じく緊急事態宣言の最中での調査となった。技術、マーケティング、消費のトレンドはどのように変わったのか。まずは、将来性と経済インパクトのスコアを大きく伸ばした上位3つのキーワードをランキング形式で見ていこう。

21年下半期の注目キーワードは?

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