スノーピークが提唱する「キャンピングオフィス」とは、自然を取り入れた働き方のこと。事業を推進しているスノーピークビジネスソリューションズ(愛知県岡崎市)の取締役・藤本洋介氏に、誕生の経緯やアウトドア研修がもたらす効果について聞いた。

キャンピングオフィス事業を担当する、スノーピークビジネスソリューションズ取締役の藤本洋介氏(写真/吉田伸毅)
キャンピングオフィス事業の立ち上げを担当した、スノーピークビジネスソリューションズ取締役の藤本洋介氏(写真/吉田伸毅)
[画像のクリックで拡大表示]

前回(第7回)はこちら

依頼が殺到するアウトドア研修

 企業の研修や合宿、職場を離れたオフサイトミーティングの新しい形として、最近大きな注目を集めているスノーピークのキャンピングオフィス事業。自然の圧倒的な開放感の中で働くことで、「いつもと違うアイデアや絆が生まれる」と、大手企業からの引き合いも多い。

 キャンピングオフィス事業を運営しているのが、スノーピークの子会社、スノーピークビジネスソリューションズだ。今回取材した、スノーピークビジネスソリューションズの取締役・藤本洋介氏は、同社の前身であるハーティスシステムアンドコンサルティングに所属していた。ハーティスでは、1999年より製造業向けの在庫管理システムなど、情報システムによる業務効率化や生産性向上を提案してきたが、あるきっかけで、スノーピークに出合う。その後、2016年に、IT リテラシーの向上と自然への関わりを通じ、企業の「人財問題」(人材育成などの課題)を総合的に解決することを目的としてスノーピークとの合弁会社「スノーピークビジネスソリューションズ」が設立。19年の合併を経て、IT導入支援や働き方コンサルティング事業など、企業の活性化支援を手掛けている。

 キャンピングオフィス事業を推進する役割を共に担うことになった詳しいきっかけを藤本氏はこう語る。

このコンテンツ・機能は有料会員限定です。