書籍『企業変革を牽引する新世代リーダー ダイナモ人を呼び起こせ』(日経BP刊)の出版記念イベントが、2021年4月20日に東京・千代田の3×3Lab Futureで開催された。同書は、企業革新を推進する人材を「ダイナモ(発電機)」と呼び、日本企業が進むべき今後の方向を示している。5人の共著者が所属する知識創造プリンシプルコンソーシアムから3人がパネルディスカッションなどを行った。

2021年4月20日に東京・千代田の3×3Lab Futureで開催された出版記念イベント
2021年4月20日に東京・千代田の3×3Lab Futureで開催された出版記念イベント

 出版記念イベントは「ダイナモのススメ~“優秀なヤツ”より“元気なヤツ”が企業にもキャリアにも大切な理由~」で、共著者のリワイヤード(横浜市)社長の仙石太郎氏、ナレッジ・アソシエイツ・ジャパン(東京・渋谷)社長の荻原直紀氏、多摩大学大学院教授の紺野登氏が登壇。約90人がオンラインとリアルで参加した。

 多くの日本企業は、イノベーションを実施しようとしても、実際はなかなか進まない。その理由は、手法ばかりに注目し、人的な側面、つまり「知的活力」を呼び起こして生かそうとすることを、おろそかにしてきたからではないか、と同書は訴えている。そこで、企業革新を推進する人材を「ダイナモ(発電機)」と呼び、組織に眠っているダイナモ人材に注目。企業変革につなげるべきだという。

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 「企業には今、プリンシプル(経営原則)の変革が必要。革新の物語の中心には必ず、圧倒的熱量と行動力を発揮し周囲を巻き込む人がいる。ルールに従い効率化に励むだけの“優秀な人材”は、もういらない。自らの意志で未来をつくるダイナモの情熱やエネルギーなくして、イノベーションも企業革新も不可能だ」と共著者は語る。

“人生100年時代”はダイナモ人になったほうがいい

 トークセッションでは「ダイナモを活かせない日本経営の構図」として仙石氏が講演。「なぜ、今ダイナモ人が求められるのか。起爆剤となる人材がなぜ必要なのか」について語った。「海外企業に比べて、日本企業は地盤沈下している。しかもDX(デジタルトランスフォーメーション)時代を迎え、難しい課題に直面している。マネジメントの変革が求められている。今までの経営の常識を見直すなど、マネジメントの変革が重要になっているのに、企業は何を恐れているのだろうか」(仙石氏)

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