ジェンダーレスでヒットを狙え

ボタニカルシャンプー「BOTANIST(ボタニスト)」で知られるIーne(アイエヌイー)は、ヘアアイロンやドライヤーといった美容家電も開発・販売している。2020年9月、美容家電「SALONIA(サロニア)」ブランドに“ジェンダーレスカラー”として2つの新色を追加。従来は女性向けにピンクやパープルなどを中心にしていたが、「ネイビー」と「グレー」を投入すると、一時品薄になるほど人気となった。

「SALONIA スピーディーイオンドライヤー」のネイビー/グレー(価格は5478円、税込み、以下同)。ドライヤーの場合、ヘアアイロンとは材質の違いで完全に色を合わせることが難しく、暗いネイビーにすると黒と印象が似てしまうため、明るいネイビーにした
「SALONIA スピーディーイオンドライヤー」のネイビー/グレー(価格は5478円、税込み、以下同)。ドライヤーの場合、ヘアアイロンとは材質の違いで完全に色を合わせることが難しく、暗いネイビーにすると黒と印象が似てしまうため、明るいネイビーにした

 ジェンダーレスカラーの対象となった製品は「SALONIA 2WAYストレート&カールヘアアイロン」と2機種の「SALONIA ストレートヘアアイロン 15mm/24mm」、さらに「SALONIA ストレートヒートブラシ スリム」「SALONIA スピーディーイオンドライヤー」の合計5機種。男性だけでなく、カップルでの使用や、女性から男性へのギフト用も視野に入れた。

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 「店頭の様子やECサイトの販売データを分析すると、2020年に入ってヘアアイロンの購入者に10~20代の男性が増えてきたことが分かった。今までの色でも男女を問わずに使用されてきたかもしれないが、色やクリエイティブ表現を見直し、ジェンダーレスの製品として男性にも明確に訴求するようにした」とSALONIAのブランドマネージャー、田中瑞樹氏は話す。

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