アプリから次々と新着情報の通知が届くと、仕事や作業の妨げになるほか、他人に情報を見られるリスクもある。スマホの設定の見直し方を紹介する。また、ブラウザーにChromeを使用すると、パスワードや住所といった情報をスマホとパソコンとで同期できる。面倒な手間をできるだけ省き、便利に使いたい。
※日経トレンディ2021年4月号の記事を再構成
スマホのアプリから新着情報の通知が頻繁に届くと、仕事や作業、勉強などの妨げになる。またスマホの初期状態では、ロック中の画面にメールやLINEなどで届いたメッセージのプレビューが表示されてしまう。気付かないうちに他人に情報を見られてしまうリスクもあるので、設定でしっかりコントロールしたい。
Androidの場合、通知は2種類に大別できる。通常の通知は、画面での表示に加えて通知音やバイブレーションが鳴る。一方、サイレント通知は画面表示のみで、音やバイブは鳴らない。重要ではない通知を受け取ったら、「サイレント通知」に移行させるといい。同じ通知が届いても画面で知らせるだけになる。
通知は需要なものだけにする
また、アプリによっては受ける通知の内容を細かく選べることも。例えばフリマアプリの場合、商品へのコメントや取引に関する重要な知らせは受け取るが、「いいね」などの重要性が低い通知は受け取らないように選ぶことができる。
ロック画面上に表示する通知設定もカスタマイズできる。まず、サイレント通知に設定したものがわざわざロック中の画面にも表示されないよう、「ロック中の通知」は「サイレントの会話と通知を非表示にする」を選ぶ。なお、機種によっては「警告の通知のみ表示する」など、別の表記になっている場合もある。次に「機密性の高い通知」はオフにすれば、LINEメッセージなどのプレビューがロック中の画面に表示されなくなる。
iPhoneのiOSも、初期状態ではロック画面にLINEやメールのプレビューが表示されてしまう。「設定」の「通知」からメッセージのプレビューをロック解除時のみ表示したり、表示しないように変更できる。ここでの設定がアプリ全般に適用されるが、メールについてはプレビューを一切表示しないなど、アプリごとに設定をカスタマイズすることも可能だ。音を鳴らす、未読バッジを表示するなどの設定もアプリごとに選べる。
この記事は会員限定(無料)です。
- ①2000以上の先進事例を探せるデータベース
- ②未来の出来事を把握し消費を予測「未来消費カレンダー」
- ③日経トレンディ、日経デザイン最新号もデジタルで読める
- ④スキルアップに役立つ最新動画セミナー

【最新号のご案内】日経トレンディ 2023年6月号
【巻頭特集】10大トレンド予測
【第2特集】2023年上半期ヒット大賞&下半期ブレイク予測
【第3特集】公共料金の裏ワザ
【SPECIAL】影山優佳インタビュー
発行・発売日:2023年5月2日
特別定価:750円(紙版、税込み)
■Amazonで購入する