「ahamo」「povo」「LINEMO」といった新しい料金体系を使いたい場合、無駄なモバイル通信を減らし、データ通信量を規定内に収めることが重要になる。通信料が発生しやすいYouTubeとInstagramは、アプリの設定で大幅カットできる。一度、初期設定を見直したい。
※日経トレンディ2021年4月号の記事を再構成
NTTドコモ「ahamo」、au「povo」、ソフトバンク「LINEMO」といった新しい料金体系や、低容量プランが安いサブブランドや格安SIMを使いたい場合、基本料金で決められているデータ通信量を使い切って、追加コストを払うことになってしまっては元も子もない。今後はますます、無駄なモバイル通信を防ぎ、データ通信量を規定内で収めることが重要になる。
スマホを使ううえで、最も通信量が発生しやすいのは動画の視聴だ。電車の中などでYouTube動画をよく見るという人は要注意。例えば、YouTubeで720pのHD画質動画を5分間再生すると、約90MBも使ってしまう。そこで、Wi-Fi接続時以外はHD画質の動画を再生しないよう、アプリの設定を変更しておきたい。
YouTube
屋外ではLINEやSNSを利用する程度という場合でも、意外と通信量がかさむ。だが、アプリの設定を少し変更するだけで、使い勝手をさほど損ねることなく大幅に通信量を節約できる可能性がある。
LINEでは、トークで送られてきた写真を自動的にスマホにダウンロードする設定があるが、頻繁に画像ファイルをやり取りしていると通信量が跳ね上がるので、普段はオフにしておく。併せて、GIFアニメの自動再生を止めたり、モバイル通信時は動画を自動的に再生しない設定を選ぶとよい。
LINE
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