スマホはガジェットを“ちょい足し”することで、エンタメ機能や生活に役立つ機能がアップする。親指サイズのアクションカメラ「Insta360 GO」や、スマホでドアロックを解除できる「bitlock LITE」、スマホ画面を投影できる「C250i」など、生活スタイルそのものを変えそうな12商品を紹介する。

※日経トレンディ2021年4月号の記事を再構成

前回(第14回)はこちら

 手ぶれ補正に優れた超小型のアクションカメラ「Insta360 GO」や、スマホに装着して一眼カメラのような操作感で撮影できる「PICTAR PRO Smartphone Camera Grip」など、カメラや映像関連機能を強化するスマホガジェットが多様化。また、スマホにこれまでにない拡張機能を持たせる「スマートホーム」系の商品も増えている。家電のリモコンをスマホに集約する「Nature Remo mini 2」や、スマホがリモコン鍵の代わりになる「bitlock LITE」など、スマートガジェットの進化が生活にアクセントと変化を与えそうだ。

超小型カメラや持ち運べる三脚で撮影の幅が広がる

Insta360 GO(Insta360)

手ぶれ補正機能が強力な親指サイズのアクションカム
手ぶれ補正機能が強力な親指サイズのアクションカム
実際に撮影した映像は手振れが少なく滑らかで、人物や風景の解像感も高かった。実勢価格2万4200円(税込み)

 親指ほどのサイズ(49.4×21.4×14.85ミリメートル)ながら、強力な手ぶれ補正機能を備えるアクションカメラ。付属の磁気ストラップなどで服や帽子などに簡単に取り付けて持ち運べる。1分以内の動画を手軽に撮影できる。レンズは前方180度の範囲を撮影でき、解像度も2720×2720ドットと高い。本体には液晶画面が無いので、映像を確認するときはスマホとつないで専用アプリを立ち上げる。専用アプリのAI自動編集機能を使うと、撮影動画を映画のように仕上げられる。フル充電で、20秒の動画を200クリップ撮影可能(充電ケース内のバッテリー含む)。

200-DGCAM018(サンワダイレクト)

折り畳み式でコンパクトなスマホ三脚、360度回転して自在に撮影
折り畳み式でコンパクトなスマホ三脚、360度回転して自在に撮影
折り畳むと幅30×奥行き30×高さ150ミリメートルでバッグのポケットにも収納可能。一脚としても利用できる。実勢価格1280円(税込み)

 約80グラムと軽い、コンパクトな折り畳み式のスマホ三脚。スマホをオンライン会議用やパソコンのサブモニターとして使いたいときに便利だ。クリップ部分には長さ5.6〜8.5センチメートルの機器を固定でき、向きは360度回転できるので、スマホの縦向き・横向きも自在に変えられる。角度調節も35度までできる。ウェブ専用モデル。

PICTAR PRO Smartphone Camera Grip(グローチャー)

グリップを装着するだけでカメラが一眼並みに使いやすく
グリップを装着するだけでカメラが一眼並みに使いやすく
実勢価格2万1780円(税込み)

 機種は限られるが一眼レフのような操作感が得られる、スマホ格納型のカメラグリップ。超音波でスマホアプリと連携し、グリップに搭載されたホイールやボタンで露出補正などの操作ができる。日中の日差しが明るい環境下でも画面が鮮明に見えるビューファインダー機能も便利。2020年6月発売。

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