スマホ関連のガジェットで、持っていると便利なのが充電機器。特に目新しいのが、「iPhone 12」シリーズに実装された磁石を使うワイヤレス充電システム「MagSafe」を活用した商品だ。また、最近のテレワークや巣ごもり生活を便利にするグッズも注目度が高い。ノートに書いた文字や絵がスマホ画面に表示される「NEO SMARTPEN M1+」のような新機軸の商品も登場している。
※日経トレンディ2021年4月号の記事を再構成
スマホの使い勝手をぐんと向上させるガジェットの中でも、特に新規性が高いジャンルが、2020年秋に発売の「iPhone 12」シリーズに実装された、磁石によるワイヤレス充電システム「MagSafe」を活用した商品だ。磁力によって、充電器やケース、カード入れをスマホに吸着させて使用できる仕組み。例えばiPhone 12にぴったりと貼り付けてワイヤレス充電ができる「CIO-MB5000-MAG」は、寝っ転がってスマホを持ち、ストリーミング動画を見ながら同時に充電するといった使い方ができる。
技あり充電のお薦めガジェット4選
CIO-MB5000-MAG(CIO)
磁石でスマホに吸着させて充電する、iPhone 12シリーズの規格「MagSafe」対応のモバイルバッテリー。有線充電もサポートし、iPhone 12であれば約30分で50%まで回復する。MagSafe非搭載のスマホでも、ワイヤレス充電(Qi)に対応していれば重ねて置くことで充電できる。バッテリー容量は5000mAhで、スマホを約1回フル充電可能。キックスタンドを立ててその上にスマホを置くこともでき、充電をしながら、動画やウェブを楽しめて便利だ。
まとまるUSBType-Cケーブル(エレコム)
独自の形状記憶加工を採用し、コードを伸ばした後も、使い終わるとくるくると丸めた状態に簡単に戻せるUSB 2.0ケーブル。片付けが簡単でデスク上で使いやすい。持ち運びも楽なのがメリットだ。ケーブルの両端はUSB Type-Aと同Type-C端子の他、Lightningケーブルや両端がType-Cのものもある。ケーブル長は1メートルと2メートルの2種類。21年1月発売。
Anker PowerCore III 10000 Wireless(アンカージャパン)
容量が1万mAhと大きく、iPhone 12を2回以上、「Galaxy S20」を約2回充電できるモバイルバッテリー。ワイヤレス充電機能もあり、スマホに装着したケースの厚さが5ミリメートル以内ならそのまま置いて充電できる。USB Type-Cと同Type-Aポートもあり、有線接続によって出力18Wの急速充電も可能だ。20年12月発売。
この記事は会員限定(無料)です。