スマホは多機能化に伴ってサイズが大きくなる傾向があるが、「iPhone SE」や「Galaxy A41」など、片手で扱える小さいサイズの人気も根強い。どの小さいスマホを選ぶべきか。2020年以降に発売された、キャリアで購入できるスマホの中から9機種を選び、バッテリー性能とCPU性能を検証した。

※日経トレンディ2021年4月号の記事を再構成

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 スマホは大画面・大型化の流れが目立つが、実は日本では依然として片手で扱える小さいサイズの人気も根強い。iPhoneも動画視聴などに向く大型機種が充実する一方で、4型画面でコンパクトなSE(2016年発売)の再来を求める声が多く、20年には第2世代が発売された。

 小さいスマホで重視すべきポイントは、実は画面サイズよりも端末の横幅だ。画面サイズ表記は縦に広げて大きくしている場合もあり、実際のサイズ感は分からない。横幅が70ミリメートル以下であれば片手でのグリップ感が良く、長時間持って操作しても疲れにくい。重いスマホも手に負担がかかるため、150グラムを目安に軽い機種を選ぶのがベストだ。

 ただ、こうしたスマホはサイズやコストの制限のためにバッテリー容量やCPU性能が抑えられる傾向にある。そこで、20年以降に発売された、キャリアで購入できるスマホの中から、横幅約70ミリメートルを基準に9機種を選び、バッテリー性能とCPU性能を検証した。

小さくて良いスマホの鉄則
 1.片手でも使いやすい幅と軽さ
 2.弱点になりがちなバッテリーの持ちが克服できている
 3.小さくてもサクサク動くCPU性能

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