ソフトバンク系では20GBの新プラン「LINEMO」の他に、値下げしたサブブランドのワイモバイルにお得感がある。家族割引で2回線目以降は月1080円引きになり、15GBで月1900円、25GBで月2700円といった驚異的な安さなるためだ。LINEMOは20GBで2480円。家族割引やオプションなどの有無で変わる損益分岐点を考察した。

※日経トレンディ2021年4月号の記事を再構成

前回(第6回)はこちら

 ソフトバンクでは20GBで2480円(月額・税別、以下同)の新プラン「LINEMO」(2021年3月17日開始)への注目度が高いが、実は値下げしたサブブランドのワイモバイルのお得感が強い。

 ワイモバイルの新プランの料金は3GBで1980円(シンプルS)、15GBで2980円(シンプルM)、25GBで3780円(シンプルL)と、同容量のUQモバイル(くりこしプラン)より高く、使わなかったデータ容量を翌月に繰り越すこともできない。しかし、家族がワイモバイルに入っていれば2回線目以降は1080円引きになる家族割引を適用すると、3GBが900円、15GBは1900円、25GBは2700円という安さになる。

 ワイモバイルの「家族」の概念は幅広く、血縁関係が無くても同居していれば家族として扱われる。逆に、血縁関係が証明できれば別居していても割引対象になる。つまり、単身者でも誰か1人、親戚か同居人がワイモバイルを使っていれば割引を受けられる可能性があるのだ。

 また、家族割引は2回線目からが割引対象だが、自宅の光回線が「SoftBank 光」なら、ワイモバイルが1回線目からすべて1080円引きになる(家族割引との併用は不可)。もしNTT東日本・西日本の「フレッツ光」を契約中なら、それをSoftBank 光に転用することが可能だ。

【分岐点1】LINEMOとワイモバイル

●ミニフィットプラン+
<1GB>2980円→1980円(光回線割引)
●シンプルS
<3GB>1980円→900円(家族2人または光回線割引)
●シンプルM
<15GB>2980円→1900円(家族2人または光回線割引)
●LINEMO
<20GB>2480円
●シンプルL
<25GB>3780円→2700円(家族2人または光回線割引)

LINEMOとワイモバイルを比較すると、家族や光回線による割引が無い場合はLINEMOの割安感が強い。ワイモバイルに割引が適用される場合は、使用したいデータ容量に合わせてシンプルS/M/Lを選ぶのが良策だ。ソフトバンクの「ミニフィットプラン+」は1GB以下でも割高感がある。

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