au系の料金プランでは、20GBプランの「povo」を中心に既存プランやサブブランドと比較した。auの無制限プラン「使い放題MAX」は、家族割引や光回線割引などを組み合わせれば月4480円で使える。また、サブブランドであるUQモバイルの15GBプラン「くりこしプランM」は、povoと並ぶ月2480円。お得に使える損益分岐点を考察した。

※日経トレンディ2021年4月号の記事を再構成

前回(第5回)はこちら

 auの料金プランでは、何といっても、新しい20GBプランの「povo」(2021年3月23日開始)が注目だ。povoでは、NTTドコモの「ahamo」にある「5分通話無料」の機能が別料金となっている代わりに、料金が2480円(月額・税別、以下同)と安い。必要な機能は「トッピング」と呼ぶオプションで追加していく仕組み。「音声通話はLINEなどのアプリでしかしない」という人には、うれしい商品設計だ。なお、携帯電話の通話料金は30秒20円なので、12分30秒の通話をすると500円になる。つまり、1カ月に累計13分以上話すのであれば、5分通話無料(500円)か「かけ放題」(1500円)を付けた方がよい。

「週末無制限」を格安で実現できるpovo

 そしてこのpovoには、「データ使い放題24時間」という200円の強力なトッピングがある。auの無制限プランである「使い放題MAX」は、家族割引(3人以上)や光回線割引などを組み合わせれば、4480円で使える。povoとの差額は2000円。つまり、データ使い放題24時間トッピングの利用が1カ月に9回までなら、povoの方が安い。例えば、「大容量データを使うのは、週末にスマホでドラマの動画を見るときくらい」というのならpovoを選ぶべきだ。トッピングの単位は「24時間」なので、土曜日の午後にトッピングの利用を開始したら、日曜日の午前中までは使える。工夫次第でかなり多くの容量を割安に使えるだろう。

【分岐点1】使い放題MAXとpovo

●使い放題MAX
<無制限>6580円→4480円(家族3人、光回線、au PAY カードの各割引を適用)
●povo
<20GB>2480円→4480円(24時間使い放題×10回、または追加チャージ4GB)

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