SDGs 2021

スタートアップも、いまやSDGsを抜きにした製品開発は考えられないだろう。若い世代にとって、環境に配慮した製品は当たり前。起業にも高い意識が求められる。そうした企業の好例が、2018年に立ち上げたばかりのmana.ORGANIC LIVING(マナ オーガニック リビング、沖縄県沖縄市)だ。

FSC認証を取得した「竹歯ブラシ」は410円(税込み、以下同)、「竹歯ブラシケース」は780円
FSC認証を取得した「竹歯ブラシ」は410円(税込み、以下同)、「竹歯ブラシケース」は780円

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 「今日から、サステイナブル」をミッションに掲げ、キッチンやテーブルウエア、クリーニング、トラベル用品などを企画。森林認証として知られているFSC認証のほか、オーガニックなコットンの使用を示す国際認証「GOTS(Global Organic Textile Standard)認証」を取得した製品もあり、シンプルで無駄なごみを出さない暮らし方を目指して事業化を進めている。

 「当初は赤字だったが、SDGsの意識が高まるにつれて利益が出るようになった」と浜村英莉社長は言う。楽天「EARTH MALL with Rakuten」でも注目されており、期待度は高い。

 同社サイトにある製品の方針は「使い捨てプラスチック製品の代替になるもの」「環境に負担のない素材を使用する事(自然素材、リサイクル可能な素材)」「環境ラベルにより、責任のある原材料や生産背景であることの証明」「生活に馴染みやすいデザインであること」「上質で長く使えること」「パッケージを最小限にし、無駄なゴミをなくすこと」。地球環境に負担のないライフスタイルを求める人たちが、主な顧客になっているようだ。

工場にも取得してもらう

 同社を代表する製品の1つが「竹歯ブラシ」。文字通り竹製の歯ブラシやケースで、ブラシ部分以外は環境に配慮した材料で作った。プラスチック製の歯ブラシが多いなかで、サステナブルな企業として同社が注目されるきっかけにもなった。

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