
データドリブンな会社のつくり方
未曽有のコロナ禍で多くの企業がビジネスモデルの変革を迫られ、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進やAI(人工知能)などの活用に躍起になっている。だが、ツールを導入したものの、思ったような成果がでないケースも目立つ。どうすれば自社をデータドリブンな会社に変革できるのか、注意点や要諦をデジタルガレージCDO(最高デジタル責任者)の渋谷直正氏がビジネスアナリティクス(=ビジネスに役立つ分析)の観点から語る。企業の大小には関係ない、DXの“勘所”がここにある。
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第4回2021.03.31“専門家”より大事なDX人材 必要なのは「求解」より「翻訳」社内における人材不足をDX(デジタルトランスフォーメーション)が進まない言い訳にしてはいないだろうか。安易な外部委託は競争力の源泉を流出させる可能性も秘め、データドリブン企業を目指すには、社内での人材育成は避けて通れない。デジタルガレージCDO(チーフデータオフィサー)の渋谷直正氏が今、最も必要な人材と語る「シチズンデータサイエンティスト」とは何か、どう育てるべきか、要諦をまとめた。
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第3回2021.03.17ベンダーの言いなりになっていませんか? 過大投資が起きるワケベンダーに言われるがまま、過大な投資をしていないだろうか。DX(デジタルトランスフォーメーション)やAI(人工知能)の活用に関しては、効果予測が困難にもかかわらず、企業の財布のひもは緩みがちだと、デジタルガレージCDO(チーフデータオフィサー)の渋谷直正氏は指摘する。なぜ企業は過大投資に突き進むのか、その理由に渋谷氏が迫った。
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第2回2021.03.03ITツールを入れてそれで満足ですか? DXの失敗を防ぐ4視点ベンダーや外部専門家に言われた通りにツールを導入してみたが、活用されず、成果も見えないーー。そんな失敗をしていませんか? データ活用失敗の4大要因は、「戦略」「コスト」「データ」「人材」。なぜ企業は失敗に陥るのか、デジタルガレージCDO(チーフデータオフィサー)の渋谷直正氏がひもとく。
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第1回2021.02.10データ分析をしていいことは何? デジタルガレージ渋谷氏が解説DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進が叫ばれる中、ツールを導入したものの思ったほど成果が出ないケースも目立つ。どうすればデータドリブンな会社に変革できるのか、日本航空(JAL)で顧客情報分析などで実績を上げ、その後デジタルガレージCDO(チーフデータオフィサー)に就いた渋谷直正氏が要諦を語る連載。第1回は、データドリブン企業へ変身するために「どこから手を付けるか」。