テレワークで生じる課題を解決し、作業をより効率化するアイテムが次々に登場している。ペンをパソコンにつなげるだけで手書き機能が使える「GridWork」はその代表格。ペンとマーカーが一体化した「Ninipie」や、手書きメモ+電卓の「Qurra BUREW K-mo book mini 3R-CNB02」など、複数の機能を組み合わせて、仕事に便利に使える文房具も増えている。
※日経トレンディ2021年3月号の記事を再構成
テレワークやオンライン会議など、コロナ禍で新しいビジネススタイルが広まりつつあるが、思いもよらぬ課題も生まれている。そうした障壁を解決し、作業をより効率化するアイテムが次々に登場している。
GridWork(インターメディア研究所)
USBペンでなぞるだけ ビデオ会議でホワイトボードを活用
オンライン会議での「伝えたいことが伝わらない」という悩みを解決するのが、インターメディア研究所が開発した「GridWork(グリッドワーク)」だ。コード付きのペンをパソコンのUSBコネクターに接続するだけで、Windows上で手書き機能が使えるようになる画期的なデバイス。オフィス系ソフトはもちろん、ZoomやTeamsでのホワイトボードにも対応する。最大の特徴は約1万円と手頃なうえ、ソフトのインストールなしで使えることだ。
絵本や語学教材などで使われている二次元コード技術を応用したものだが、「コロナ禍での需要の高まりを受けて、急遽商品化した」(インターメディア研究所)。2020年8月にクラウドファンディングで募集を始め、目標の5倍以上の支援金を集めた人気商品だ。実勢価格1万780円(税込み。ジャストシステム直営サイトでの価格)。
キャンパス 復習がしやすいプリントファイル(コクヨ)
付箋も資料もひとまとめ 収納力に優れるファイル
複数のポケットを備えた高機能ファイル。中高生向けに開発された商品だが、仕事でも十分に役立つ。メインポケットには約40枚もの用紙が入るほか、クリップで資料を留めておけばノートのようにめくって内容を確認可能。紙書類やメモを効率的にまとめられるのが利点だ。サブポケット部は鏡面仕様で付箋を貼りやすい。実勢価格440円(税込み)。
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