
「移り住みたい街ランキング」第3回は、日経クロストレンドが東京23区に住む社会人1000人を対象に実施したアンケートから、東京都を除く46道府県の「住みたい道府県ランキング」「魅力的だと思う道府県ランキング」を掲載。神奈川県が両ランキングでトップに立った。
第2回で掲載した移り住みたい「地方」ランキングには、福岡市、札幌市、仙台市、那覇市といった地方都市が上位にランクイン。出張や旅行で行った経験がある街が中心で、「田舎暮らし」をイメージさせる街の名はほとんど挙がらなかった。
住みたい地方を尋ねる設問が、街の名前を5つまで挙げるという記入方式であったこと。そして回答者1000人中、数年以内に地方移住を考えている人は46人(4.6%)、中長期的に地方移住を考えている人も104人(10.4%)と少数派であることから、例えば移住・定住支援で定評のある愛媛県西条市や大分県豊後高田市、兵庫県養父市といった、“移住マーケット”で耳にするような街の名前は挙がりづらかった。
【第2回】 本厚木はまさかの0票 移り住みたい「郊外」「地方」ランキング
【第3回】 神奈川が居住意欲と魅力で2冠、「魅力1位北海道」は夏だから? ←今回はココ
そこで、東京を除く46道府県それぞれについて、住んでみたいと思うかどうか、居住意欲を尋ねてみた。「とても住みたい」「やや住みたい」「どちらとも言えない」「やや住みたくない」「とても住みたくない」の5段階評価。居住意欲(=住みたい度)を、「とても住みたい」回答者割合×100+「やや住みたい」回答者割合×50、でスコア化した。東京23区住民が、東京都以外で住んでもよいと思える46道府県ランキングは下図の通りだ。
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