
デザイン経営が本格化するに当たり、デザイナーと経営者の関係はどうあるべきか。これからのデザイナーのあるべき姿とは? 世界屈指の総合デザイン会社、GKデザイン機構社長の田中一雄氏に聞いた。
田中 一雄(たなか かずお)氏
GKデザイン機構 社長
GKデザイン機構 社長
1956年東京生まれ。東京芸術大学大学院美術研究科デザイン専攻修了。世界屈指の総合デザイン会社の代表として活躍するほか、日本インダストリアルデザイナー協会理事長や世界デザイン機構(WDO)アドバイザーなども務める。グッドデザイン賞、ドイツのレッド・ドット・デザイン賞、オーストラリア国際デザイン賞など国内外の審査員を歴任
【特集】デザイン経営 成功への道
【第1回】 こんなクライアントは嫌だ! デザイン経営で起こる問題と対処法
【第2回】 世界観のベースは定期会議 鈴廣かまぼこのデザイン経営
【第3回】 河合塾の新規事業 デザイナーはパートナー、売り方まで考える
【第4回】 「もう契約更新しない」 デザイナーに突き放された経営者の覚醒
【第5回】 全社員巻き込みリブランディング 企業の存在意義から見直す
>> 続きはこちらから
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デザイナーと経営者はどう付き合っていくべきか?
近年の「デザイン」という言葉の、用途ごとの意味の違いを理解することがスタート地点。デザインを造形と捉える経営者はまだ多く、それがビジネスとデザインを遠ざける一因になっています。かつての「デザイン家電」や、最近の「デザイン思考」「デザイン経営」の「デザイン」の意味はそれぞれ異なります。
どのように違うのでしょうか。
デザインやデザイナーには、5つの能力があります。それは、「観察力」「問題発見力」「発想力」「視覚化力」「造形力」。これらの能力は、デザイン家電、デザイン思考、デザイン経営など必要に応じて使われています。
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