株のプロに聞く、2021年に期待の投資テーマと仕込みたい銘柄。「人生100年時代」に伸びる介護分野では、多角的な介護事業を手掛けるエス・エム・エスや介護テックのCYBERDYNEに要注目だ。巣ごもり需要で盛り上がる「ゲーム」はマーベラス、KLabなどに期待。「キャッシュレス」「業界再編」の潮流に乗る勝ち組銘柄も探る。

※日経トレンディ2021年2月号の記事を再構成

プロが選んだ“上がる株”を大発表 【人生100年時代】【ゲーム】【キャッシュレス】【業界再編】編
 証券会社のアナリストやストラテジスト、株式評論家など個別株に詳しい専門家12人に、21年に値上がりが期待できる銘柄を聞いた。アンケートの回答を集計し、編集部で注目のテーマを10に分けて選定。その関連銘柄を掲載した。今回のテーマは「人生100年時代」「ゲーム」「キャッシュレス」「業界再編」。

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人生100年時代を支える、介護イノベーション

 厚生労働省によれば、2019年の日本人の平均寿命は女性が87・45歳、男性が81・41歳となり、ともに過去最高を更新。この「人生100年時代」で確実に訪れるのが介護問題だ。

 介護施設の運営を手掛ける企業の業績は既に堅調な伸びを見せているが、「訪問介護や備品、人材に関連する企業も期待感が高い」(株式アナリストの鈴木一之氏)という。

 筆頭格は、介護職向け求人・転職情報サイト「カイゴジョブ」など多角的な介護事業を手掛けるエス・エム・エス(東1・2175)だ。20年3月期まで16期連続で最高益を更新。介護士の仲介事業が堅調に伸び、介護向けサブスク型経営支援プラットフォーム「カイポケ」を通じた事業者向けビジネスも好調だ。21年3月期も増収増益を見込む。

 介護分野では、ロボット技術を活用したイノベーションも進む。CYBERDYNE(東マ・7779)は、20年10月にリハビリなどを目的にロボットを装着した患者の生体情報やロボットの動作状態を、医師が遠隔で把握できるシステムを開発。清掃ロボットや搬送ロボットも手掛けており、稼働が増加している。21年3月期第2四半期は、投資有価証券評価益の計上などにより最終黒字に転換した。

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