生活様式の変化で多くの人がストレスを感じるようになり、「寝付けない」「眠りが浅い」という声をよく聞くようになった。眠りの質を上げるため、スマートカーテンやエアコンと自動連係するパジャマなど、睡眠改善グッズをアップデートするのも1つの手だ。

※日経トレンディ2021年1月号の記事を再構成

最新の睡眠改善グッズで眠りの質を高めたい
最新の睡眠改善グッズで眠りの質を高めたい

SwitchBot カーテン(FUGU INNOVATIONS JAPAN)

カーテン/取り付けるだけでスマートカーテンに

 アラーム音による起床を不快と感じる人も。カーテンを開けて、朝日を浴びればズレがちな体内時計をリセットできる。同商品は、朝日を感知して自動でカーテンを開かせる光センサーを内蔵。カーテンレールに取り付けるだけで、スマートカーテンに変身させられる。スマホと連係した遠隔操作やスマートスピーカーによる音声操作も可能だ。実勢価格8980円(税込み)。

ピロー, ファーム(ノルディック スリープ ジャパン)

枕/独自素材の詰め物で快適な温・湿度に

 快適な眠りについて語る上で無視できないのが寝具。同商品は、雪に着想を得た柔らかいながらも空気をしっかり取り込み温度調節機能を保持する「フォスフレイクス」という素材を枕の詰め物に使用。弾力性、復元性を兼ね備え、頭と首をしっかりと支えつつ、温度と湿度を快適に保つという優れものだ。寝心地が良く、安眠できる。実勢価格1万890円(税込み、サイズが43×63センチメートルの場合)。

デジタルヘルスケアパジャマ(アーバンリサーチ&Xenoma)

パジャマ/エアコンと自動連係できる

 ポケットに装着するデバイスで睡眠時の変化を計測し、睡眠スコアや睡眠履歴、睡眠改善アドバイスなどを得ることができる。別売りのスマートリモコンと接続すれば、パジャマ内の温度に合わせてエアコンの温度を自動調整することも可能。熱帯夜でも寝苦しさを自動的に解消し、冬は暖かさを保ってくれる。実勢価格3万1900円(税込み)。

アイマスクアラーム(サンコー)

アイマスク/起床時間に合わせて振動と光で目覚めを促す

 光と振動で起こしてくれるアイマスク。スマホと連係し、アプリで起床時刻をセット。起床時間が近づくと、徐々に明るくなるライトアラームと、強力な振動のバイブアラームがダブルで作動し、快適に確実に目覚めることができる。アラーム音は鳴らないため、家族の睡眠を妨げることが無いのも、目覚まし時計とは違うメリット。実勢価格7380円(税込み)。

Active Sleep BED(パラマウントベッド)

ベッド/角度の自動調整で深い眠り、快適な起床を実現

 体に角度をつけ、呼吸などを楽にすることでスムーズな眠りに導く電動リクライニング式ベッド。スマホアプリで起床時刻をセットし就寝すると、入眠を感知すると徐々に動き出し、熟睡中は寝返りしやすいようフラットに。朝はベッドの角度が上げることで目覚めを促す。自分でも、アプリを操作して腰を楽にする「腰楽ポジション」などを選べる。実勢価格26万4000円(税込み、シングルの場合)。

(写真/文田信基、岩田 慶=ともにfort)

この記事は会員限定(無料)です。

有料会員になると全記事をお読みいただけるのはもちろん
  • ①2000以上の先進事例を探せるデータベース
  • ②未来の出来事を把握し消費を予測「未来消費カレンダー」
  • ③日経トレンディ、日経デザイン最新号もデジタルで読める
  • ④スキルアップに役立つ最新動画セミナー
ほか、使えるサービスが盛りだくさんです。<有料会員の詳細はこちら>
この記事をいいね!する

日経トレンディ6月号

【最新号のご案内】日経トレンディ 2023年6月号
【巻頭特集】10大トレンド予測
【第2特集】2023年上半期ヒット大賞&下半期ブレイク予測
【第3特集】公共料金の裏ワザ
【SPECIAL】影山優佳インタビュー
発行・発売日:2023年5月2日
特別定価:750円(紙版、税込み)
Amazonで購入する