掃除機選びは吸引力に注目することが多かったが、これから重要になるのは軽さだ。シンプルに本体を軽くしたシャープやシャークニンジャや、本体は重くても操作感を軽くしたバルミューダなど、アプローチの方法は様々。注目の5台の掃除機を試した。
※日経トレンディ2021年1月号の記事を再構成
自宅で過ごす時間が増えると部屋が汚れやすいので、平日もこまめに掃除をして清潔感を保ちたい。従来、掃除機選びでは吸引力に注目することが多かったが、これから重要になるのは“軽さ”だ。その実現方法には様々なアプローチがある。
シンプルに本体重量を軽くしているのがシャープとダイソンだ。シャープは以前から「最軽量」をうたう機種を販売しており、新モデルの「RACTIVE Air EC-AR5X」では、ドライカーボンパイプの採用などで、約1.2キログラムまで軽くした。
RACTIVE Air EC-AR5X(シャープ)
1.2キログラムとスティック型では業界最軽量
一方で、これまで強力なモーターの搭載により吸引性能を高めてきたダイソンも、軽量モデルを発売。「Dyson Micro 1.5kg」は、ヘッドの小型化などにより、吸引力を維持しつつシリーズ最軽量となる1.5キログラムまで軽くした。この他、ハンディー型掃除機から派生した、「Shark EVOPOWER SYSTEM CS401J」もハンディー部分が0.9キログラムと軽い注目製品だ。
Shark EVOPOWER SYSTEM コードレススティッククリーナー CS401J(シャークニンジャ)
ハンディー型がベースで取り回しやすい

Dyson Micro 1.5kg(ダイソン)
人気のスティック型が一回り小さく
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