スティック掃除機の吸引力と駆動時間の競争が一段落した今、「ブラシに髪の毛が絡まらない」「静電モップ付き」など、ちょっと変わった機能を搭載する一芸スティック掃除機も続々と登場している。2020年に発売された新製品の中から注目の個性派スティック掃除機を紹介する。
※日経トレンディ2021年1月号の記事を再構成
「パワーコードレス」 MC-SBU840K(パナソニック)
絡まりやすい中央が分割された独自ブラシ
一般的なスティック掃除機では、床に落ちた髪の毛を吸うとヘッドのローラーブラシにすぐ巻き付いてしまう。これまでは髪の毛を切るかローラーを外して清掃する必要があった。このトラブルを防ぐため、2つの円すい型ブラシを組み合わせた「からまないブラシ」を採用。本体は2.6キログラムと重めだが、ヘッドの自走性能が高く、従来モデルより軽く感じた。
本体サイズ・重さ/幅253×奥行き218×高さ1150ミリメートル・2.6キログラム、最大使用時間/40分(ロングモード)、集じん容量/0.2リットル、実勢価格8万4150円(税込み)
約30センチメートルにカットした細い糸を用意し、パナソニックの前モデル(「パワーコードレス」 MC-SBU830K)と、掲載製品の2機種で吸引。前モデルのブラシ(左)には糸が巻き付いたが、新モデル(右)は全く絡まらなかった
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