テレワークの影響で、コーヒーに“飢えている”人が増えている。そこで注目度が高まっているのが、手軽に使えて手入れも楽なカプセル式のコーヒーメーカーだ。さらにこだわり派には、豆を都度ひいてドリップまで自動的に行ってくれる「全自動式」がお薦め。最新の5製品をチェックする。

※日経トレンディ2021年1月号の記事を再構成

 コロナ禍で自宅にいる時間が増え、以前のように会社近くのカフェにコーヒーを買いに行けない──。テレワーク中、何度もコーヒーを飲みたい人が増えている。結果として注目度が高まっているのが、手軽に使えて手入れも楽なカプセル式のコーヒーメーカーだ。世界では直近1年間で、コーヒーカプセルの注文数が53%増となったとの調査結果もある。それだけテレワークでコーヒーに“飢えている”人が多かったわけである。

 カプセル式の魅力は、焙煎してひきたてのコーヒー粉をパックしたオリジナルカプセルを使って抽出できること。小分けでコーヒー粉を密封しているので鮮度の高いコーヒーを味わえ、しかも操作はボタン一つ押すだけ。終わったらカプセルをゴミ箱に捨てればよく、「フィルターをセット」「粉を入れる」「フィルターを捨てる」といった一連の動作をすべて不要にしてくれる。都度1杯ずつ入れるので、いれたコーヒーを保温する必要がないので電気代にも優しい。

 今売れ筋は、スイスの食品大手ネスレグループの「ドルチェ グスト」(ネスレ日本)と「ネスプレッソ」(ネスレネスプレッソ)で、そこに日本発のUCC上島珈琲「ドリップポッド 」が割って入る形で人気だ。サイズやデザインの違うモデルやカラバリなど、ラインアップも豊富。マシンを月額制でレンタルしたり、カプセルを定期配送するなど、サービスの内容でも競い合う。季節限定のコーヒーなどを適時投入するなど、使い続けても飽きにくい工夫も凝らす。

 各社ともお手軽をうたうが、その実力は侮れない。味にとことんこだわると同時に、カプセルの種類も豊富だからだ。例えばネスレ日本のドルチェ グストの場合、「スターバックス」の「ハウスブレンド」「カプチーノ」「キャラメル マキアート」に加え、「宇治抹茶ラテ」「ミルクティー」といったコーヒー以外も多数そろえる。

ネスカフェ ドルチェ グスト ジェニオ アイ (ネスレ日本)

ラテや抹茶まで楽しみたいなら
最大15気圧で抽出するエスプレッソタイプ。カプチーノや宇治抹茶ラテ、スターバックスのハウスブレンドなど、カプセルの種類が多彩。大手スーパーの多くでカプセルが入手できる。実勢価格9610円(税込み)。本体サイズ/165×30×231ミリ、重さ/2.6キログラム、タンク容量0.65リットル、抽出時間1分1秒、カプセル全36種類56円/杯~
最大15気圧で抽出するエスプレッソタイプ。カプチーノや宇治抹茶ラテ、スターバックスのハウスブレンドなど、カプセルの種類が多彩。大手スーパーの多くでカプセルが入手できる。実勢価格9610円(税込み)。本体サイズ/165×30×231ミリ、重さ/2.6キログラム、タンク容量0.65リットル、抽出時間1分1秒、カプセル全36種類56円/杯~

 スマートフォンアプリと連携できるモデルが用意されているのも特徴だ。コーヒー粉の抽出量やお湯の温度を自分好みにカスタマイズできる。手軽ながらもこだわり抽出もOKという新しい提案と言える。

 高気圧で抽出するエスプレッソ式のドルチェ グストに対し、ドリップ式によりスッキリと澄み渡った日本人好みのコーヒーを味わえるのがUCC上島珈琲「ドリップポッドDP3」だ。同社が厳選した世界中の様々なコーヒーを取りそろえる。著名農園が手掛けた極上のコーヒー豆を使った「コロンビア ルパタ農園」「ホンジュラス ラティナ農園」や、UCCのコーヒー鑑定士がブレンドした「鑑定士の誇り」などで、コーヒー好きの心をつかむ。

ドリップポッドDP3(UCC上島珈琲)

世界中のこだわりの豆を厳選
カプセルのタイプ(コーヒー、紅茶、緑茶)と抽出量を設定してスタートボタンを押すと抽出。最新モデルでは苦味と濃厚感を味わえる「ストロング」と、「アイス」のモードが加わった。実勢価格1万1120円(税込み)、本体サイズ/133×290×224ミリ、重さ/約3.0キログラム、タンク容量0.7リットル、抽出時間1分2秒、カプセル全14種類68円/杯~
カプセルのタイプ(コーヒー、紅茶、緑茶)と抽出量を設定してスタートボタンを押すと抽出。最新モデルでは苦味と濃厚感を味わえる「ストロング」と、「アイス」のモードが加わった。実勢価格1万1120円(税込み)、本体サイズ/133×290×224ミリ、重さ/約3.0キログラム、タンク容量0.7リットル、抽出時間1分2秒、カプセル全14種類68円/杯~
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