
10月31日投票が行われた衆議院選挙の投票率は55.93%。前回2017年10月の投票率53.68%よりアップしたものの、戦後3番目に低い数字だった。ただし投票率は都道府県によって大きな差がある。今回、トップの県は64.34%。最下位の県は49.67%で50%を割った。自分の居住県はどうだったか? 確認してみよう。
山形県が17年衆院選&19年参院選に続き1位、最下位山口県は50%割れ
10月31日投票が行われた衆議院選挙小選挙区の投票率は55.93%だった。2017年の前回衆院選投票率53.68%を2ポイント超上回ったが、戦後3番目に低い投票率であり、12年、14年、17年、そして今回と4回連続で50%台の水準である。
都道府県別に見ると、トップは64.34%の山形県。17年衆院選に続くトップで、19年参院選も含めると国政選挙3連覇である。
次いで2位が新潟県63.16%、3位島根県61.55%、4位山梨県60.57%、5位岩手県60.38%で、この5県が60%を超えた。一方、ワースト(47位)は49.67%の山口県。17年衆院選、19年参院選と最下位は徳島県だったが、入れ替わった。今回、50%を割ったのは山口県だけである。
小選挙区で立憲民主党が議席を増やした東京都は20位で57.21%。維新旋風が吹き荒れた大阪府は26位、56.20%だった。
2012年衆院選から今回の衆院選まで、参院選も含む計7回の国政選挙の都道府県別平均投票率も算出しているので、参考にしてほしい。